2017年度の映像ソフト市場動向が発表、国内アニメは「君の名は。」含め数量・金額とも4%増

市場調査とユーザーエクスペリエンス調査を手掛ける「GfKジャパン」は2月27日、2017年のセル映像ソフトにおける販売動向を発表。『君の名は。』を含む国内アニメは数量・金額ともに前年から4パーセント増となり、ジャンル別の構成比では前年から3パーセントポイント拡大したことが分かった。

通常DVD、Blu-rayなどを全て含む2017年のセル映像ソフト市場は、数量が前年比10パーセント減の3,525万枚、金額が前年比8パーセント減の1,657億円に。税抜きの平均価格では4,700円と前年をやや上回った。
その中においてジャンル別の金額構成比では、2017年の販売枚数No.1タイトルとなった『君の名は。』を含む国内アニメが、前年から3パーセントポイント拡大し27パーセントを占めていた。

4K Ultra HD Blu-rayを含む2017年のBlu-rayソフト市場においては、販売数量・金額とも前年を2パーセント下回る1,603万枚・904億円に。ジャンル別の金額構成比では、最大ジャンルの国内アニメが前年の34パーセントから36パーセントへと拡大した。
なお映像ソフト市場におけるBlu-rayソフトの金額構成比は、前年の51パーセントから54パーセントへと拡大。国内アニメはBlu-rayシフトが最も進むジャンルだが、Blu-rayソフトとDVDソフトの販売金額比率は75対25となっていた。

2018年も縮小基調と予想される映像ソフト市場だが、DVDからBlu-rayへのシフトが順調に進むため平均価格は再び上昇することが見込まれる。2017年末までに170超のタイトルが発売され、30億円の市場に達した4K Ultra HD Blu-rayも徐々に拡大する見込み。市場を牽引する国内アニメの動向にも引き続き注目が集まる。

(C)GfK 2018