アニソン初の電子チケットアプリ誕生―「アニュータ」が提案する新しい音楽の楽しみ方

アニソン定額配信サービス「ANiUTa」はチケットアプリ「ANiUTaチケット」を11月17日に発表した。

「ANiUTa」は世界初のアニソン定額配信アプリとして、2017年3月にサービスをスタート。最新曲から懐かしの楽曲まで、幅広いアニメソングをラインナップしている。今回の「ANiUTaチケット」によって、スマートフォン1台で配信からライブまで楽しめるサービスに生まれ変わった。
たとえば東山奈央の1stアルバム「Rainbow」のケースを見てみよう。10月25日発売の最新アルバムが全曲配信されているのはもちろん、アーティスト本人が1曲1曲を自分の声で解説している。これはランティスやフライングドッグなど複数のレコード会社によって設立された「ANiUTa」ならではの強みである。そして楽曲とアーティストへの理解が深まったところで、会員は1stライブへの先行応募が可能となる。

プレイガイド各社で購入したチケットは「ANiUTaチケット」のアプリ内に表示され、会場で画面を提示すれば電子スタンプだけで入場できる。これは利便性の向上に繋がるだけでなく、営利目的の転売防止にも役立つだろう。会場でもらえるスタンプはライブだけの特別仕様のため、ファンのコレクターズ心をくすぐる仕様となっている。
これによって「ANiUTa」の聴き放題で楽曲を予習して、ライブでアーティストの歌声を堪能し、スタンプを収集するという新たな流れが生まれた。公演後には「ANiUTa」で楽曲のプレイリストが公開されるため、イベントの追体験も可能。ライブに熱心なファンが「ANiUTa」に加入したり、ライブ未経験のユーザーが現地に足を運んだりと、相互効果も期待できそうだ。
今後は会員限定でライブの先行抽選を実施するなど多彩な試みを予定している。「ANiUTaチケット」によって音楽マーケットがどのように変化するのか。今後の動向に期待したい。
[高橋克則]

「ANiUTa」公式サイト
https://aniuta.co.jp/