ソニーPCL 7月からブルーレイ3Dソフトの生産開始

 映像オーサリング・パッケージのトータルサービスを提供するソニーPCLは、7月1日より国内向けのブルーレイ3Dソフトの制作・生産に乗り出す。同じソニーグループで、音楽・映像パッケージの生産を行うソニーDADCジャパンと協力する。
 ソニーPCLが映像マスターのエンコード、オーサリングを行い、DADCが原盤制作、ディスク製造、パッケージ生産をする。これまで両社が築いてきた映像パッケージ開発の連携体制を活かす。

 ソニーグループは映像マスターのクオリティーを保ったまま3D圧縮するエンコーダーや3D対応オーサリングソフトウエアといった技術開発をしている。ソニーPCLはこれらを導入し、今回、新たなブルーレイ3Dオーサリング環境を構築した。国内コンテンツのブルーレイ3D化に積極的関わる方針だ。
 一方DADJは、原盤製作プロセスに3D対応を導入、さらにブルーレイ3Dソフトの製品検査体制も設ける。また、ブルーレイ3Dソフトのディスク製造は、従来の2Dブルーレイソフトの生産設備の利用が可能になっている。 

 ソニーPCLによれば、2010年に家庭用3D対応テレビが発売されたことから、家庭向けのブルーレイ3Dソフトへの期待が高まっている。ブルーレイ3Dソフト市場の拡大とニーズに応えると同時に、その普及をサポートする。
 ソニーPCLはブルーレイオーサリングの大手であるだけでなく、これまで20年以上にわたり3D制作や3Dの撮影や編集も行っている。こうした技術も活かされる。
 さらに同社は、ブルーレイ3Dソフトのサービス拡充と同時に、3Dコンテンツの制作体制も一気に拡充する。東京・品川の映像センターに、3Dの撮影から編集、BD制作までに対応する国内最大級の3D対応プロダクションを築く。他社に先行して市場への取り組み体制を整えることで、成長市場として注目を浴びる3D映像市場の取り込みを目指す。

ソニーPCL http://www.sonypcl.jp/
ソニーDADCジャパン http://www.sonydadc.co.jp/