2009年北米ライセンス市場は52億ドル LIMAが発表

 国際ライセンシング産業マーチャンダイザーズ協会(LIMA)は、国際ライセンス見本市ライセンシング・インターナショナル(LICENSING International Expo)を6月5日から10日まで開催した。ライセンシング・インタナショナルは世界最大のライセンス見本市として国内外の様々な取引が行なわれるだけでなく、ライセンス業界のトレンドを展望するものとなる。
 またLIMAは2009年のライセンス市場の概要とランセンシング・オブ・ジ・イヤーを初めとする2009年の各賞を発表した。いずれも2009年のライセンス業界の動向を振り返るものとなっている。

 2009年のライセンスブランドの権利者が手にしたロイヤリティ売上げは54億ドルである。これは前年比で8.7%減少なり、2008年の前年比5.6%減少に続く2年連続のマイナスとなる。 LIMAによればこれは、消費者の支出が弱含んだことに加え、小売店の環境が不透明であったためである。リーマン・ショックから続く、北米地域の景気停滞が影響したようだ。
 LIMAの代表であるチャールズ・リオット氏は、「生活必需品でないブランド商品への消費が弱含んだことは止むえないこと」と語った。一方で、景気回復が始まっており、小売の発注も改善傾向にあることから今後は売上げの拡大が期待できると明るい見通しを明らかにした。
 ライセンスビジネスの中でも、全体の46%を占めるキャラクターライセンスの存在感が大きい。そのキャラクターライセンスのロイヤリティは24億ドル、こちらも前年比で7.9%減少している。

 一方、ライセンス・オブ・ジ・イヤーには、スティファニー・メイヤーさんの小説を基にサミット・エンタテインメントが製作した映画『ニュームーン/トワイライト・サーガ』が受賞した。『ニュームーン/トワイライト・サーガ』はこのほか映画・TV・有名人・エンタテインメント部門で、ベストプロブラム賞、ベストハードグッズ賞、ベストソフトグッス賞を独占するなど圧倒的な強さをみせた。また、ベストリテイラー賞も『ニュームーン/トワイライト・サーガ』を展開したノードストーム(Nordstrom)が獲得した。
 またキャラクター/トイ部門はベストプログラム賞をマテルのバービーが、ベストハードグッズ賞はレゴ・エレクトニクスを扱ったデジタルブルー(Digital Blue)が、べストソフトグッズ賞はピーナッツ(「スヌーピーと仲間たち」)のTシャツを扱ったマイティ・ファイン(Mighty Fine)が受賞した。

国際ライセンシング産業マーチャンダイザーズ協会(LIMA) http://www.licensing.org/
LIMAジャパン http://www.limajapan.org/

LICENSING International Expo  http://www.licensingexpo.com/