第1回高知コンテンツコンテスト開催 地域から発信

 高知県庁のまんが・コンテンツ課は、県内のコンテンツ産業振興を目的に高知コンテンツコンテストを開催する。募集の対象となる作品は「ビジネス化出来る作品」と明確に定められており、産業振興に力点が置かれたコンテストだ。
 一方でコンテンツのジャンルについては、アニメーション、実写映像、CGのほかゲームなど幅広いジャンルを含んでいる。また、アニメーションではフラッシュ、3DCG、2D、ゲームではキャラクター、ゲームシステムといった具合にその表現方法も様々だ。ここでは既存の枠にとらわれないコンテンツが求められていることが判る。

 高知県庁によれば、現在、国内のコンテンツ産業はインターネットの普及などにより高い成長が期待される。その大半は東京などの大都市で事業化されているが、IT技術を活用することにより地方での事業化も容易だという。
 そこでコンテンツコンテストきっかけに、高知県から全国を目指すコンテンツを発掘し、県内のコンテンツ産業振興を目指す。新しいタイプのコンテンツ振興策である。高知から全国に発信と言うとやや意外な感もあるかもしれないが、高知県は既に「まんが甲子園」を18にわたり開催し、全国的な知名度を獲得している。こうした経験が、高知コンテンツコンテスでも活かされることになる。

 第1回となる今年の募集は既に始まっている。7月25日(必着)までに受付けられた作品は、企業の現場で活躍する専門家により市場性、発展性、独創性・新規性、娯楽性の4つの観点から審査される。
 審査の結果、優秀賞とTSUTAYA賞を決定、このうち優秀賞受賞者は、秋に開催される東京コンテンツマーケット2010に設けられた地域発コンテンツコーナーへの出展資格が得られる。東京コンテンツマーケットをスタートにビジネス化の可能性を探る。
 地域のコンテンツ産業振興は、近年各地で試みられる様になっている。しかし、ビジネス化の道筋がなかなか見つけづらいのも事実だ。高知コンテンツコンテストでは、コンテンツ見本市の東京コンテンツマーケットと結びつけるという方法でビジネスの可能性を広がる新しい方法が取られている。

第1回高知コンテンツコンテスト 
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