テレビ東京通期 アニメライツは61億4900万円19.3%減

 5月14日、テレビ東京は平成22年3月期通期の決算発表を行った。前期は最終20億3200万円の赤字となったが今期は営業費用の削減もあり増益となり、最終的にも11億9200万円の利益となった。
 連結売上高は1060億3300万円、営業利益は18億7300万円、経常利益は20億6500万円である。このうち番組の広告事業である放送収入が全体のおよそ8割、番組販売収入が5%、権利ビジネスを中心とするソフトライツ12%強となっている。

 アニメ関連で注目されるのは、ソフトライツ収入のなかのアニメ事業(アニメ番組販売やアニメ放映の放送収入は含まれていない)である。映像事業を含めたテレビ東京のソフトライツ事業の売上げは116億4300万円、前期の145億7900万円より20.1%減少した。
 さらにこのうちアニメライツからの売上げは61億4900万円、前期比で19.3%減である。売上げは減少したが、主力作品には『ポケットモンスター』、『NARUTO』、『遊戯王』と定番番組が並ぶ。新しい作品では『たまごっち!』、そしてアニメ製作会社のアニプレックスと共同で企画する「アニメノチカラ」プロジェクトである。
 また、映画事業では『60歳のラブレター』、『劇場版 ポケットモンスター』、『劇場版 NARUTO』を挙げており、3作品のうち2作品がアニメ映画とアニメの存在感が強くなっている。

 また今期は、アニメ関連の組織改編も行われる。同社はアニメ事業をアニメ局として独立させており、アニメ業務推進部とアニメ事業部、アニメ制作部から構成されている。このうちアニメ業務推進部とアニメ事業部を統合しアニメ事業として2部体制にする。
 さらにテレビ東京全体では、テレビ東京、テレビ東京ブロードバンド、BSジャパンの3社を2010年にテレビ東京ホールディングス(TXHD)のもと統合する。今後は3社合わせて地上波、BS 波、CS 波、FM ラジオに加え、インターネットやモバイルでの事業を目指す。同社のアニメコンテンツも、こうした多彩なメディアで益々積極的に活用されることになるだろう。

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