ドリームワークスアニメ第1Q減収減益 ドラゴン続編13年に

 米国の大手アニメーション製作会社ドリームワークスアニメーション(DreamWorks Animation SKG, Inc.)は、4月27日に2010年第1四半期(10年1月~3月)の決算発表を行った。
 売上高は1億6200万ドル、営業利益は3230万ドル、純利益は2170万ドルとなった。それぞれ前年同期比で38%、62%、63%と大幅な減少となった。

 第1四半期売上の中心は、米国では3月26日に劇場公開した『ヒックとドラゴン』の劇場興行である。同作は米国内で1億8000万ドル、海外で1億9500万ドルの興行成績となり、ライセンス展開も含めて第1四半期中に5970万ドルの売上げを生み出した。他の売上げは750万本の販売となった『モンスターvs.エイリアン』の映像パッケージから2460万ドル、そのほか『マダガスカル2』や『カンフーパンダ』の海外向けの放映権料や映像パッケージなどからである。
 『ヒックとドラゴン』の興行は昨年の同時期に公開された『モンスターvs.エイリアン』をやや下回っている。また、2009年の公開作品が『モンスターvs.エイリアン』だけだったため、映像パッケージや商品展開、放映権の販売などの二次的収入が大幅にダウンしたためとみられる。

 しかし、第2四半期以降については、ドリームワークスは5月21日に劇場公開される『シュレック4』が鍵になるとする。米国の映画史上でも記録的な大ヒットシリーズであるだけでなく、シリーズ初の3D映画としても大きな期待がかかる。
 また、3月末からの公開だった『ヒックとドラゴン』の劇場興収も第2四半期にかかる部分が大きい。ドリームワークスは、2010年の通期業績は第2四半期偏重となる見込みだとし、第1四半期の出遅れを取り戻す構えだ。

 また、今回の決算発表にあわせて『ヒックとドラゴン』の続編映画の製作も発表された。新たなシリーズ作品と位置づけて、2013年の公開を目指す。
 ドリームワークスは今後のラインナップとして、2010年に『シュレック4』、『Megamind』、2011年に『カンフーパンダ2』と『シュレック』シリーズからのスピンオフ作品『Puss in Boots』、そして2012年に『The Croods』、『マダガスカル3』、『The Guardians of Childhood』を予定する。『ヒックとドラゴン2』はそれに続くものとなる。既に3年先8作品のラインナップが決まったことになるが、そのうち5作品がシリーズ作品になっている。

ドリームワークスアニメーション(DreamWorks Animation SKG, Inc.)
http://www.dreamworksanimation.com/