22年上半期マッドハウス売上高14億円 営業損失7400万円

 インデックス・ホールディングスが行った平成22年8月期の中間決算説明会の資料によると、アニメ製作会社マッドハウスの22年第2四半期までの売上高は13億9400万円、また営業利益は7400万円のマイナスであることがわかった。マッドハウスはインデックス・ホールディングスのグループの主要企業で、劇場アニメやテレビアニメの製作を手がけている。
 マッドハウスの売上高は第1四半期で6億5200万円、第2四半期は7億4200万円となっている。また、営業損失は第1四半期が5000万円、第2四半期が6900万円だった。第2四半期までは赤字となったが、インデックスHDは通期で35億円の売上げと1億円の営業利益を見込む。第3四半期以降に計上される映画『サマーウォーズ』の興行収入が鍵を握ることになりそうだ。

 また、インデックス・グループでCG制作を行うダイナモピクチャーズは、第2四半期までで売上高3億4600万円、営業利益は4000万円だった。こちらは通期で8億円の売上げと1億円の営業利益と予想している。
 ダイナモピクチャーズはCG制作が好調としており、テレビドラマ『小公女セイラ』や3Dシアター「SONIC NIGHT OF THE WEREHOG 3D~ソニックとチップ恐怖の館~」を主要な実績として挙げている。さらにモーションキャプチャー事業も順調だとしている。

 下半期以降は、アニメ事業については採算性を重視しつつ、海外進出の足がかりともするとしている。これまで同社が築いた国際的なブランド力、ネットワークをグループ全体で活用する方向性が伺える。
 その海外事業では、サウジアラビア王国科学技術機関(KACST)との業務提携がトピックスとして取り上げられている。この事業ではサウジアラビアの設立された専門学校KACST-Index Multimedia Technology Center of Excellence(KIMTC)にインデックスHDグループ各社から講師を派遣する。
 講義はアニメ、ゲーム、CGの3つの分野からなり、それぞれマッドハウス、アトラス、ダイナモピクチャーズが協力する。事業は4月20日からスタートした。

インデックス・ホールディングス http://www.index-hd.com/
マッドハウス http://www.madhouse.co.jp/