09年アニメ映像ソフト販売数1位ディズニー 2位バンダイV

 ジーエフケー・マーケティングサービス・ジャパンは、3月31日に2009年のDVDとBlu-Ray Disc(BD)の市場概況を明らかにする「GfK Certified DVD Software 2009」を発表した。
 このレポートはGfK Japanが実施している小売店パネル調査に基づくものである。全国の映像ソフトパッケージを取扱う大手小売店からPOSデータを基に、国内全体の市場を推計している。
 

アニメDVD・BDのメーカー別売上げ数量のシエア

 GfK Japanのレポートによれば2009年のアニメDVD・BDのメーカー別売上げ数量のシエアは、ウォルトディズニー スタジオ ホーム エンターテイメントが16.8%で1位となった。スタジオジブリの新作『崖の上のポニョ』の大型タイトルに加えて、ディズニー/ピクサーの『ウォーリー』などのラインナップが強力だったとしている。
 個別タイトルの販売数量でもディズニーの発売した『崖の上のポニョ』が1位を獲得した。スタジオジブリタイトルの人気が大きく貢献したかたちだ。

 一方、昨年1位だったバンダイビジュアルは、15.2%で2位だった。1月にオリコンが発表した2009年の調査ではバンダイビジュアルがディズニーを上回っていたが、これはGfK Japanの調査は売上げ数量ベースとなっており、オリコンの調査が売上げ金額ベースになっているためと見られる。商品単価の高いバンダイビジュアルの特徴が反映されている。
 GfK Japanのレポートでは3位はアニプレックスで、13.1%とここでも同社の勢いを感じさせる。GfK Japanは『空の境界』や『化物語』などの売り上げが好調だったとしている。

2009年BD市場のメーカー別売上げ数量シエア

 映像ソフトパッケージ全体ではワーナー・ホーム・ビデオ(17.3%)、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(11.3%)、20世紀フォックスホームエンターテイメント(9.4%)とハリウッドメジャー系のメーカーが上位を占めた。低価格大量販売のハリウッド型のビジネスモデルも反映しているとみられる。
 BD市場だけに限るとバンダイビジュアルが15.4%で1位、その後にワーナー・ホーム・ビデオ(12.2%)、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(7.7%)が続く。早くからBDに取り組んできたバンダイビジュアルの成果が出ていること、この分野でアニメ作品が大きな力を持っていることを感じさせる。BDソフトの2009年の販売数量1位は、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(EVANGELION1.11)』である。
GfK Japanによれば、2009年のBD市場は2008年のおよそ2.8倍、200億円市場だという。また、その半分をアニメが占めている。
*図表はいずれもジーエフケー・マーケティングサービス・ジャパン提供

ジーエフケー・マーケティングサービス・ジャパン http://www.gfkjpn.co.jp/