AMDアワードに「サマーウォーズ」や「ドラクエトⅨ」など

 コンテンツ分野の産業振興を行う社団法人デジタルメディア協会は、デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー‘09/第15回AMDアワードの優秀賞10作品、功労賞、新人賞・江並直美賞、リージョナル賞を発表した。
 このうち年間コンテンツ賞にあたり2009年に制作された優秀なデジタルコンテンツを表彰する優秀賞には、劇場アニメ『サマーウォーズ』、ゲームソフト『ドラゴンクエストⅨ 星空の守り人』、映画『アバター』などの含まれた。こうしたコンテンツ作品以外にも、twitter、mixiアプリ、BeeTVといった新サービス、セカイカメラといった新技術など、幅広い範囲から選ばれている。

 デジタルメディア協会は、優秀賞の授賞作はデジタルメディアにおいて表現されるコンテンツと最新のデジタル技術を駆使して制作された国内デジタルコンテンツとサービスから選出したとしている。今後は、この10作品の中からさらに選考を行い3月17 日に明治記念館で開かれるデジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー‘09/ 第15 回AMDアワード授賞式で、大賞/総務大臣賞とAMD理事長賞が発表される。
 既にデジタルコンテンツグランプリの経済産業大臣賞、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞、東京アニメアワード アニメーション・オブ・ザ・イヤーを受賞している『サマーウォーズ』の行方が注目される。一方で、空前のヒットになったゲームソフト『ドラゴンクエストⅨ 星空の守り人』、ネットの世界で一大ムーブメントを巻き起こしているtwitterなど話題の商品・サービスが揃っており、こうした点からも興味深いものだ。

 また、デジタルメディア業界に長年貢献のあった人物を表彰するセルシスの取締役で同社の創業者、元社長の川上陽介氏を決定した。同氏が率いたセルシスはアニメ制作ソフト「RETAS!」を開発し、アナログな手作業が中心であったアニメ制作にデジタル化の波を巻き起こした。現在に至るアニメのCG化、デジタル化の流れの中心にひとつとなった。
 さらに、その後はマンガ制作ソフト「Comic Studio」、モバイルによる電子マンガ閲覧に大きな役割を果たした「BookSurfing」の開発した。いずれの分野でもコンテンツのデジタル化に大きな役割を果たしている。

 新人賞にあたる江並直美賞には、YouTubeで200万回以上のヒット数を記録したミュージックビデオ「日々の音色」を制作した川村真司さんが受賞した。さらにリージッナル賞はProject Ika-Rと函館市が手掛けた映像作品「函館壊滅!?タワーロボVSイカール星人 シリーズ」を選び出した。

社団法人デジタルメディア協会 http://www.amd.or.jp/

年間コンテンツ賞「優秀賞」
 映画「アバター」 (ライトストーム製作、20 世紀フォックス映画配給)
 Crunchyroll (crunchyroll Inc)
 映画「サマーウォーズ」 (「サマーウォーズ」製作委員会)
 セカイカメラ (頓智ドット株式会社)
 Twitter (Twitter, Inc、デジタルガレージTwitter カンパニー)
 特ダネ投稿DO画 (日本放送協会、株式会社NHKグローバルメディアサービス)
 トモダチコレクション (任天堂株式会社)
 ドラゴンクエストⅨ 星空の守り人 (株式会社スクウェア・エニックス)
 BeeTV (エイベックス通信放送株式会社)
 mixiアプリ (株式会社ミクシィ)

功労賞
 川上陽介  (株式会社セルシス取締役)

江並直美賞(新人賞)
 川村真司  (ハイブリッド・クリエイティブ)

リージョナル賞
 函館壊滅!?タワーロボVSイカール星人 シリーズ
 Project Ika-R(株式会社シンプルウェイ、有限会社猫乃手堂)、函館市