ベルリン映画祭見本市 アニプレ、東映アニメ、IGなど参加

 世界三大映画祭のひとつとして知られるベルリン国際映画祭が2月11日から21日までドイツで開催される。映画祭に併設して同じ2月11日から21日の日程でベルリンの展示ホールマーティン・グロピウス博物館(MBG)とマリオットホテルを会場に国際映画見本市ヨーロピアン・フィルム・マーケット(European Film Market)が行われる。
 世界を代表する映画祭のフィルム見本市ということもあり、多数の映画会社、配給会社、ビジネス関係者が期間中集まる。見本市会場のほか、スクリーニングや企画マーケットも設けられ多面的に映画ビジネスをサポートする。

 見本市には日本からの出展もあり、アニメ関係ではアニメ製作会社のアニプレックス、プロダクション I.G、東映アニメーションの名前が見られる。また、特撮映画の円谷プロダクションも参加する。このほかアスミック・エース、TBSとクレイ、松竹、日本テレビ、日活、クロックワークスといった会社もアニメ作品のラインナップを持つ企業である。ベルリンの場で、日本の劇場アニメの取引も期待出来そうだ。
 ベルリン映画祭では、アニプレックスが製作に参加した『宇宙ショーへようこそ』、日本テレビが製作に参加した『サマーウォーズ』が公式出品される。出品と合わせた映画の売り込みにも力が入りそうだ。

 このほかベルリンの見本市に出品される作品では、プロダクション I.Gが『ホッタラケの島 遥と魔法の鏡』を挙げている。『ホッタラケの島』は期間中、スクリーニングでも紹介される。同様に東映アニメーションは『ONE PIECE Film Strong World』を、TBSは『Fate/Stay Night: Unlimited Blade Works』をスクリーニング作品とする。両社の重点タイトルと見られる。
 マッドハウスがフランスと共同製作した『よなよなペンギン』もスクリーニング作品となっている。こちら日本、フランス、アジアを除く世界で『よなよなペンギン』の配給を手がけるワイルドバンチによるものだ。

 こうしたベルリンへの出展は、業界団体のサポートにも助けられている。アニプレックス、アスミック・エース、クロックワークス、東映アニメーション、円谷プロダクションはTIFFCOMの設ける共同パビリオン「JAPAN/TIFFCOM」を利用したものだ。ここにはアニメや特撮などエンタテイメトに強い企業が集まっており、相乗効果も期待出来そうだ。

ベルリン国際映画祭 http://www.berlinale.de/
ヨーロピアン フィルム マーケット(European Film Market)
http://www.berlinale.de/en/