テレビ東京第3Q アニメライツ47億6600万円 19%減

 2月5日に発表されたテレビ東京の平成22年3月期第3四半期決算は、売上高791億3400万円(前年同期比11.3%)、営業利益21億2900万円(同38.2%増)、経常利益22億4800万円(同34.2%増)、四半期純利益13億9600万円(同626.5%増)であった。売上高は減らしたものの番組制作費削減などのコスト削減により利益を伸ばした。

 そうした中で、同局のアニメ事業が苦戦している様子が伺われる。コンテンツ事業のうちアニメ関連の権利収入などから構成されるアニメライツ売上高は、第3四半期までの累計で47億6600万円(前年同期比19.1%減)だった。また、第3四半期単独では売上高は15億7900万円、こちらも前年比で17.3%の減少となる。減少率は会社全体の11.3%を上回っている。
 テレビ東京では、国内外の環境の悪化を反映したと説明している。アニメビジネスを取り巻く昨今の状況は、アニメに強みを発揮するテレビ東京にも及んでいるようだ。

 また、アニメライツの主力作品は、『NARUTO』、『遊戯王』、『ポケットモンスター』の3作品を挙げた。いずれも国内だけでなく海外でも人気の高い作品で、海外から収入もアニメライツ事業を支えているとみられる。
 アニメライツ事業の減収は、定番作品が引き続き手堅い実績を築く一方で、新しい企画が育っていないことになる。今後成果が表れるとみられる同局が進めるオリジナルアニメ企画の強化が今後の鍵を握りそうだ。

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