コ・フェスタ 海外2カ国アニメイベントのアンケート結果公表

 1月27日、都内でJAPAN国際コンテンツフェスティバル2009(コ・フェスタ)の実行委員会が開催され、昨年9月24日から10月28日まで35日間にわたって行われたイベントの最終報告が行われた。

 報告によれば、オフィシャルイベント、オリジナルイベント、パートナーイベントの来場者の合算はおよそ112万人に達し、過去最高を記録した。
 コ・フェスタは、ゲームやアニメ、マンガ、放送、音楽、映画などのコンテンツ産業とファッション、デザインなどクリエイティブをコアにする産業のビジネスイベントを統合する大型フェスティバルである。2007年に始まり、2009年は3年目として18のオフィシャルイベントを開催した。年々その規模を拡大している。

 こうした成果を受けてコ・フェスタ実行委員会は、2010年の第4回目のコ・フェスタの準備を進めていく方針も明らかにした。
 国内のコンテンツ産業を海外にアピールするコ・フェスタだが、2009年からは新たな展開も行っている。それは国内でイベントで海外からの来場者を待つだけでなく、自ら海外に出て行くものである。
 2009年は7月にパリで行われた第10回JAPAN EXPO、11月にシンガポールで行われたAnime Festival Asia 2009のふたつの日本のポップカルチャーをテーマにした大型イベントに出展した。コ・フェスタと日本のコンテンツ、そしてコンテンツ産業をアピールした。また、会場では来場者を対象に日本のポップカルチャーに対する意識調査も行った。

 コ・フェスタ実行本部は今回の最終報告に合わせて、このアンケート調査結果を開示している。ジャパンエキスポでは回答者は4123人、アニメ・フェスティバル・アジアでは1246人である。対面式の書き取り調査による日本のポップカルチャーに対する意識調査では、これまでにない規模と見られる。

 ヨーロッパと東南アジアと距離的に離れている調査ではあったが、その結果は共通点が目立っている。例えば、来場者の男女比はパリでは男性52に対して女性は48、シンガポールでは男性46に対して女性54といずれも男女が半々となっている。また、年齢構成は19歳以下がパリでは54.8%、シンガポールでは57.3%と半数以上が未成年から構成されている。
 さらに、コンテンツ情報の入手経路では、両国とも9割以上がインターネットを挙げ、ネットの影響の大きさを示した。一方、テレビはパリで28.2%、シンガポールで25%と1/4にとどまり、新聞・雑誌もそれぞれ31.4%、22.9%にとどまる。

 パリとシンガポールで異なる結果が表れたのは、興味のあるジャンルである。パリでは7割近くが挙げたマンガがトップになったが、シンガポールではアニメ(74.4%)が一番である。アニメに関する関心は、シンガポールでより強い傾向が見られる。同様に音楽でもシンガポールがやや強く、逆にゲームはヨーロッパでより強い支持を集めた。
 また、「コンテンツを購入する際に正規版と海賊版の違いを気にするか」といった質問も行われている。結果は、パリでは68.8%、シンガポールでは76.3%が気にするとした。
 
JAPAN国際コンテンツフェスティバル(コ・フェスタ)
http://www.cofesta.jp