インデックスHD第1Q  減収増益で純利益黒字化

 モバイル関連・エンタテインメント事業のインデックス・ホールディングスは、1月13日に平成22年8月期第1四半期(22年9月~11月)の決算発表を行った。連結売上高は109億9200万円(前年同期比49.1%減)、営業利益は7億8200万円(同18.7%増)、経常利益は3億7200万円、四半期純利益は2億3500万円だった。
 関連企業の売却が続いたことから売上は大きく減少したが、営業利益は増加、経常利益と純利益は黒字に転換した。利益重視の事業の方向性が、第1四半期の業績回復につながった。

 事業の中核はモバイル&ソリューション事業とエンタテイメント事業のふたつである。それぞれ期中の売上高は50億2900万円と60億3300万円である。
 モバイルコンテンツ事業の営業利益が6億5900万円と前年の9億1700万円から減少したのに対して、エンタテイメント事業は7200万円から4億300万円に急増するなど好調ぶりが伺える。第1四半期を見る限りでは、エンタテイメント関連事業の重要性がより大きくなった。

 このエンタテインメント事業の好調を支えたのはアトラスである。国内でDS向けに発売した新作ゲームソフト『真・女神転生STRANGEJOURNEY』が好調だった。また、11月に販売したPSP向けの『ペルソナ3ポータブル』の販売も当初計画を大きく上回ったとしている。
 同社は12月にアミューズメント関連事業を売却する一方で、10月にオンラインゲームのゴンゾロッソを子会社化するなど、事業の入れ替えを進めている。今後は、モバイル事業とも親和性の高いゲーム、オンラインにより注力して行く構えだ。

 また、CGアニメーション制作を行うダイナモピクチャーズは、CG制作の受託が好調だったとしている。モーションキャプチャ事業の売上は減少したが、固定費の削減もあり業績に貢献した。
 一方、アニメーション制作のマッドハウスは、営業損失になった。しかし、原価率の削減が効果を表しているとし、損失幅は当初予想よりも縮まった。『スティッチ!~いたずらエイリアンの冒険~』と『青い文学シリーズ』の売上が貢献したとしている。

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