TYO グループ統合へ 連結18子会社を吸収合併

  1月13日、映像制作などのティー・ワイ・オーは連結子会社18社を吸収合併し、事業統合する方針を明らかにした。この事業統合は海外子会社や孫会社、グループ外の企業と出資を分け合う子会社、製作委員会を除く全ての連結子会社となる。
 吸収合併対象外となる企業には、バンダイナムコグループが49%出資する円谷プロダクション、映画製作のルーデンス、コラボが含まれる。一方、2009年7月にハルフィルムメーカーとゆめ太カンパニーが合併して誕生したTYOアニメーションズは、ティー・ワイ・オーに吸収される。

 ティー・ワイ・オーはこれまでTYOグループの持ち株会社として、TYOをはじめTYOアニメーションズなどを子会社としてきた。しかし、今回の統合が実現すれば、ティー・ワイ・オー自体が映像制作、コマーシャル制作、ウェブ、音楽、アニメーションなど幅広い事業を手掛ける巨大企業となる。
 ティー・ワイ・オーは今回の事業統合の目的を、各社に分散している能力を一体化することで、体質と対応力を強化するためとしている。近年の不況によりテレビコマーシャルなどの制作費削減が進んでおり、事業統合によるコストダウンを実現することで生き残りを図る。
 グループではこれまでにもアニメ制作会社2社を合併しTYOアニメーションズを誕生させたほか、 コンテンツ・ソリューション事業3社の合併、MBOを利用した不採算事業からの撤退などを行ってきた。今回は、その動きをさらに加速する。
 
 また、統合を実現することで、ティー・ワイ・オーは、グループ全体の固定費削減や法人税などの削減効果が実現出来ると見ている。さらに、仕入れや発注を一元化や、映像コンテンツ領域におけるワンストップサービスの提供が可能になるとする。
 吸収合併後、現在の連結子会社はそれぞれのブランドを持った事業部門となる予定だ。グループ統合のスケジュールは未定だが、今後確定しだい発表するとしている。

ティー・ワイ・オー  http://group.tyo.jp/