ウィズ第2四半期 固定費大幅削減で黒字化に 

 玩具企画・開発、製造などを行うウィズは、1月7日に平成22年5月期第2四半期(21年6月~11月)の決算発表を行った。売上高は前年同期比で10%減少の15億1400万円となったほか、営業利益は損益ゼロ、経常利益は1800万円、四半期純利益は1億600万円となった。
 この数字は2009年12月24日に発表された、修正後の業績予想に準じたものである。営業損失が7億円近く、四半期純損失が8億円を超えた前年同期に較べて、業績は大幅に改善した。

 売上高の減少についてウィズは、epicsとアニメ製作会社のプロダクションリードを売却したためとしている。利益面での業績改善は、このグループ子会社の売却や従業員削減を中心とした固定費の削減によるものだとしている。
 また、OEM事業を中心に、玩具事業も堅調だった。特に好調だったのは、バンダイ向けのOEM製品である「プリキュア」シリーズの関連商品であった。バンダイ向けでは「たまごっち」シリーズの新製品「Tamagotchi iD」も好調だった。セガトイズ向けの「家(うち)あげ花火」、「ホームスター spa」、ハピネット向けの「貯犬箱」、「熱闘3分 カップヌードルゲーム」も堅調だったとしている。

 一方、その他事業では、アミューズメント事業でのオリジナル機器開発を停止していることから、売上高は300万円にとどまっている。第2四半期までは子会社の売却も含めて、事業のほとんどが玩具事業に集中したことになる。
 ウィズは通期決算でも、営業利益5000万円、経常利益5500万円、当期純利益1億4300万円を見込む。業績は回復に向かっていると見られる。

ウィズ http://www.wizinc.co.jp/