ウィズ業績予想修正 コスト削減効果で第2Q黒字転換

 玩具企画・製造・販売のウィズは、平成22年5月期の第2四半期と通期業績予想の修正を発表した。第2四半期、通期とも連結売上高は下方修正されるが、これまでマイナスを予想していた経常利益、四半期純利益は黒字となる。
 またの通期利益はこれまでどおりとするが、営業利益、経常利益、当期純利益といずれもプラスを予想している。黒字決算転換に、より近づいたかたちだ。

 第2四半期の連結売上高は当初予想の16億円から15億1400万円に引き下げられた。1億6500万円の営業損失は損益ゼロに、1億6000万円の計上損失は1800万円のプラスに、7200万円の四半期純損失は1億600万円の利益になる。
 通期連結売上高は38億2000万円から32億2000万円に引き下げられる一方で、営業利益5000万円、経常利益5500万円、当期純利益1億4300万円に変更はない。前期は通期で最終15億9600万円の赤字であったが、黒字に転換することが見込まれる。

 第2四半期の業績予想ついてウィズは、売上ではバンダイ向けの「プリキュア」シリーズ、「TamagotchiiD」の販売が好調としている。また、セガトイズ、ハピネット向けのOEM製品も堅調である。しかし、OEM製品の一部と自社のオリジナル商品が予想を下回ったと下方修正とした。
 しかし、前年から進めている子会社の整理や希望退職者の募集により、固定費が削減され、利益面では黒字を見込む。
 ただし、通期については厳しい経営環境は続き、さらに予定商品の発売の一部見直しや、OEM製品販売の一部が中止または延期になる見込みとする。このため売上高の下方修正は行ったが、利益面では当初予想を維持した。

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