独アニメーション会社TVルーンランド倒産

 12月9日、ドイツで子供向けのアニメーション作品ビジネスを広く展開しているTVルーンランド(TV-Loonland AG)が、倒産することが明らかになった。ミュウヘンの裁判所は会社清算のため、同社の経営管理を弁護士のもとにおく決定を下した。
  TVルーンランドの経営は今年に入り急激に悪化しており、同社はこれまで株主に株式併合を要請していた。しかし、11月末までに株主の賛同を得られずに、あらたな資本注入が行えないことが明らかになった。同社は負債の返済が難しくなったとし、今回の決定となった。

 TVルーンランドはドイツ・ミュウヘンに本社を持つ会社でアニメーションの製作、配給、ライセンス管理を行いドイツの株式市場に上場している。ドイツのほかイギリス、フランス、米国に拠点を持ち、ヨーロッパと米国で広くアニメーション事業を手掛けていた。
 特に児童向け、未就学児向けの作品を得意とし、2Dアニメーション、3Dアニメーションの双方を扱っている。代表作にはシュルツガルドのアニメーション映画祭でテレビシリーズの最優秀アニメーション賞を受賞した『Little Princess』、『THE OWL』などがある。

 TVルーンランドは2007年に日本のテレビアニメ『うっかりペネロペ』のヨーロッパ地域でライセンス獲得し、ヨーロッパの広い地域で展開していた。また同社は日本のアニメスタイルのテレビ番組『MY LIFE ME』の製作も行っていた。

TVルーンランド(TV-Loonland AG) http://www.loonland.com