福岡のコンテンツ関連産業就職フェア真島理一郎氏も

 5月28日、アクロス福岡でコンテンツ関連産業就職フェア2009が開催された。今回で3度目となるコンテンツ関連産業就職フェアは、福岡のコンテンツ関連企業による合同就職説明会である。約250の産学官からなる企業団体で組織された福岡コンテンツ産業拠点推進会議が主催している。
 各社のブースでは、やはりゲーム会社のレベルファイブやガンバリオンは関心が高く、詰め掛ける人が多かった。同じく人気のゲーム会社であるサイバーコネクトツーは、6月6日に単独で会社説明会を開催するので今回は不参加だった。

 また、午前中は真島理一郎氏が招かれ、「トップクリエーターの発想と構成力」と題した講演がなされた。始めに、デジタルハリウッド福岡校の卒業制作作品『スキージャンプ・ペア』の商業化前後からヒットに至るまでの経緯および昨年の『東京オンリーピック』までを含めて述べた。
 真島氏には、常に「人と同じことをやっても仕方ない」というのが念頭にある。そして、皆が知っているものの見方を変えることで画期的な発想が芽生えてくるという。
 映画『スキージャンプ・ペア ~Road to TORINO 2006~』は、2005年の第18回東京国際映画祭へ公式出品されてプレミア上映された。その際にノミネートされていた「ある視点」部門で特別賞を受賞しているのも頷ける。

 そのほか「自分の得意分野を突き詰めるだけでなく、自分の作品を一歩引いて色んな方向から広い視野で客観的に見る目を養う」、「無駄なことに力を入れ、ホントにバカだねと上司から誉められる」、「色んな人の話を聞いて、その中で自分の主張をしていく」、「自分のいい作品をよりよく見せるためのプレゼン能力が大切で、そこまででもない作品でもプレゼンがいいとよく見える」などの秘訣が語られ、ほぼ満席の会場で各参加者は真剣に聞き入っていた。
【真狩祐志】

福岡コンテンツ産業拠点推進会議 http://www.f-contents.jp/