創通第2四半期 売上高前年並み、利益は増加

アニメ企画・製作の大手である創通は、4月7日に2016年8月期第2四半期の決算を発表した。連結売上高は125億4100万円(0.0%)、営業利益は18億2200万円(8.5%増)、経常利益は18億3400万円(13.0%増)、純利益は12億100万円(19.2%増)だった。
売上高が前年並みと高止まりする一方で、コンテンツ投資の償却額が減少したことで利益は増加した。創通は今期売上高、利益の過去最高更新を掲げるが、達成も視野に入っている。

メディア事業は売上高95億4500万円(4.1%増)、営業利益が5億7600万円(113.1%増)。このうち番組企画・制作は売上高41億7300万円と、前年同期の51億900万円より減少した。四半期ごとにおよそ10番組前後のアニメをプロデュースし、こちらは計画通りとしているが、前年同期に比べ本数が減少したためである。『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』や『アクティヴレイド-機動強襲第八係-』『夢色キャスト』などである。
一方で、ゲームと遊技機の大型プロモーションのあったCF制作・販促が32億100万円から45億5000万円に拡大した。メディア事業全体ではコンテンツ投資の償却の減少が利益を引き上げた。

ライツ事業は売上高27億2400万円(9.1%増)、営業利益12億5800万円(11.4%減)だった。このうちガンダムシリーズからの売上高が20億9400万円と7割を占めた。課金型ゲームは減少した一方で、アーケードゲーム、遊技機、海外収入が増加した。
ガンダムシリーズ以外では、前期にあった遊技機の大型版権収入の反動から減少したが、その分を考慮しなければ、増加傾向にあるとしている。