2009年アニメエキスポ 来場者数は44000人以上 前年比微増

 北米最大の日本アニメ・マンガのイベント アニメエキスポ(Anime Expo)は、今年18回目を迎える2009年のイベント来場者数が44000人以上になったことを明らかにした。発表数字は暫定数値ではあるが、この人数は過去最大の来場者となった2008年の43000人を上回り、過去最高記録を更新したことになる。
 アニメエキスポの来場者数は開催期間中での実数で、延べ人数では10万人を大きく上回っているとみられる。

 しかし、来場者数は過去最高を記録したものの2006年は4万600人、2007年は4万1700人、2008年は43000人と、2000年代後半から伸び率が鈍っている。90年代から2000年代前半にあった高い増加率は最早ない。
 昨年と今年は、交通が至便なロサンゼルス市ダウンタウンのコンベンションセンターを使っていることもあり、ロサンゼルス地区での実質的な成長は限界に達した可能性もある。
 一方で、2007年から参加企業が減少していることも考えれば、来場者数の高止まりはイベントとしてかなり成功していると言える。

 また、これまで全米最大としてきたイベントの優位性も、やや揺らいでいる。ボルチモア市で開催される来場者数第2位のOTAKONの高い伸びが続いているからである。OTAKONの参加者は2008年にはおよそ26300人となっている。今後も成長が続けば、アニメエキスポに来場者の数でかなり詰め寄る。
 さらにニューヨークアニメフェスティバルやサクラコンなどの他の大型イベントも、成長を続けている。一時期は一極集中に見えた米国のアニメイベントは、多極化に向かっているようだ。

アニメエキスポ(Anime Expo)2009 公式サイト
http://www.anime-expo.org/jp/