BSジャパンが「ハンドレッド」製作委員会に参加 テレビアニメに初出資

『ハンドレッド』
『ハンドレッド』

アニメのウィンドウが多角化すするなかで、アニメの製作母体となる製作委員会の構成も変化をみせてきた。テレビ東京ホールディングス(テレビ東京HD)の傘下の衛星放送局BSジャパンが、2016年4月から放送を開始するテレビアニメ『ハンドレッド』の製作委員会に参画することが明らかになった。
テレビ東京ホールディングスによれば、BSジャパンがテレビアニメの製作委員会は初である。ハンドレッド製作委員会にはテレビ東京も参画しており、グループで作品を盛りあげるとしている。

テレビ東京HDでは、これまでもアニメ事業に積極的に取り組んできた。地上波放送のテレビ東京は積極的な製作投資で利益をあげている。またアニメ専門チャンネルを運営するエー・ティー・エックスも独自に製作出資を行っている。
そうしたなかでの新たに衛星放送局であるBSジャパンも出資に乗り出す。これはアニメファンの間で、衛星放送でアニメを観る機会が増えており、衛星局での放送権の獲得を念頭にしたものと言えそうだ。『ハンドレッド』は4月からテレビ東京、BSジャパン、そしてAT-Xで放送予定だ。

テレビアニメのヒット、認知度アップには、首都圏キー局に関西、中京など主要都市の大手局のネットワークを活かすのが最善とされることが多い。それを代替する方法として、地方での放送は複数のU局でネットワークを結ぶかたちもある。
しかし近年は、衛星放送と動画配信の重要性が増している。アニメファンからニーズの多い、全国の広い地域で同時に視聴する環境を衛星放送局や動画配信が提供するからだ。数を絞った地上波局の放送に、衛星放送局、動画配信で作品を届けるケースも増えている。そのなかでこれまでは製作出資があまりなかった衛星放送局や動画配信の運営会社の製作委員会への参画も増えている。BSジャパンの」製作進出もそうした流れと言えそうだ。

『ハンドレッド』は、GA文庫/SBクリエイティブで刊行されている箕崎准の人気ライトノベルを原作としている。地球外生命体とハンドレッドを用いて戦う主人公ハヤトたちの活躍を描く。続々登場する美少女たち、迫力のバトルシーンが目玉となる。
キャラクター原案にニトロプラスの大熊猫介、監督は小林智樹、シリーズ構成に白根秀樹を迎える。人気声優によるキャスティングも話題を呼んでいる。