ブロッコリー第3四半期決算 うたプリ好調も、TCGとゲームアプリが苦戦 利益大幅減

ブロッコリーが事業体制の変革に乗り出し、2016年に向けて意欲的に取り組んでいる。2015年11月にハピネットとの資本・業務提携を明らかにしたが、1月8日には新たにスマートフォン向けアプリゲームの有力会社KLabとの業務提携を発表した。
ハピネットとは新たなコンテンツ開発の取り組みを掲げていたが、KLabとは新規のスマートフォン向けゲームアプリの共同開発を行う。新たなコンテンツの出口のひとつとしてスマートフォン向けゲームアプリを念頭に置き、『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル』などのヒット作のあるKLabのノウハウを活かすことになりそうだ。

こうしたなかでブロッコリーは、1月8日に2016年2月期第3四半期決算を発表した。売上高は41億1600万円(1.9%減)と前年並みであったが、利益面での落ち込みが大きかった。営業利益は4億9500万円(50.2%減)、経常利益は4億8600万円(51.5%減)、四半期純利益は3億1100万円(49.2%減)である。
売上げは依然好調な「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズが牽引している。ゲームソフト、音楽CDがいずれも堅調である。また関連商品も販売強化や新商品の投入により、過去最高であった前年並みの水準を維持した。

しかし、スマートフォン向けゲームアプリ『うた☆プリアイランド』は苦戦した。課金率が低調で、2016年3月にサービスを終了する。これにより未償却分の減価償却を行い、損失計上する。
またトレーディングカードゲームは、競合他社タイトルとの競争が激しく苦戦している。今後はユーザーの拡大に向けた施策を強化する。
第3四半期までの結果を受けて、業績予想の修正を発表した。これまでの予想は売上高、利益とも幅を持たせたレンジで発表していたが、数字を固定した。通期売上高は前年並みの62億円、営業利益と経常利益は伴に9億円、当期純利益は6億円を見通す。