創通、第1四半期は減収減益 番組数が前年より減少

アニメ企画・製作の大手である創通が、2016年1月8日に2016年8月期第1四半期の決算を発表した。連結売上高は46億4400万円で前年同期比12.2%減、営業利益は5億5500万円(同23.3%減)、経常利益は5億7100万円(同18.9%減)だった。いずれも2桁のマイナスである。四半期純利益は4億100万円(7.9%減)。
アニメ番組の企画・製作事業を手掛けるメディア事業でのプロデュース番組の減少や、ライツ事業での課金型ゲームの版権収入減少が響いた。また利益率の高いライツ事業の売上げの減ったことから、全体の営業利益も減少した。

メディア事業部の売上高は36億3200万円(6.3%減)、営業利益は1億2800万円である。売上げの減少は、2015年10月スタートのプロデュース番組の前期に比べて4番組減ったことが影響した。これにより提供料収入が減少した。
一方で、コンテンツ投資の償却額が減少したことから営業利益は前年同期の600万円から大きく伸びた。期中の主な新番組は『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』『ゆるゆり さん☆ハイ!』である。

ライツ事業は売上高9億4500万円(30.8%減)、営業利益4億4700万円(40.2%減)と減少幅が大きかった。「ガンダム」シリーズで課金型ゲームの版権収入が減少したこと、前年同期にあった遊技機の大型版権収入の反動減も影響した。
減収減益ではあるが、創通では第2四半期以降に案件が集中していることから概ね計画通りとしている。創通は通期業績見通しを売上高245億円、経常利益は35億円を見込んでいる。いずれも過去最高となっており、第2四半期以降の事業拡大を目指すことになる。