KADOKAWA 5誌統合ポータル「webエース」オープン、ウェブコミック誌「ヤングエースUP」創刊

KADOKAWAがマンガやメディアミックス作品のウェブ展開をさらに推し進めている。12月22日、マンガ、メディアミックスの主要5誌のサイトを統合したポータルサイト「webエース」をオープンした。また同日、新たなウェブコミック誌「ヤングエースUP」も創刊した。最新情報と、楽しいコンテンツを送り出す。
一方、先行する無料のマンガサイト「ComicWalker」でも動きがある。マンガを読むだけでなく、イベント情報などのニュースを掲載し、メディア化を目指す。紙媒体との連動も図る。

「webエース」は、KADOKAWAを代表するマンガ雑誌「少年エース」「ヤングエース」「ガンダムエース」の3誌、そしてメディアミックスの「コンプエース」「コンプティーク」の2誌のサイトをリニューアルし統合したものだ。
サイトデザインをより見やすく、作品情報も詳しく届ける。マンガやアニメなどに興味のあるユーザーがワンストップで情報を得ることが出来る。

一方、「ヤングエースUP」は「ヤングエース」の兄弟誌との位置づけだ。ウェブマンガ雑誌として、魅力たっぷりの作品を送り届ける。紙とは異なったユーザーの獲得、新規のコンテンツ開発の場にもなりそうだ。
創刊にあたっては目玉作品も集めた。マンガは2016年4月からのテレビアニメ化が話題の『文豪ストレイドッグス』からスピンアウトした『文豪ストレイドッグス わん!』、イラスト投稿サイト「pixiv」で人気の『五十嵐くんと中原くん』が注目されそうだ。さらに巨大小説投稿サイト「小説家になろう」で人気の2つの作品をコミカライズする。『蜘蛛ですが、なにか?』『公爵令嬢の嗜み』である。

コンテンツのデジタル化、そしてそのPCやスマートフォンを利用したエンタテイメントの消費、体験はますかす拡大をしている。そうしたなかKADOKAWAは、ウェブコンテンツポータルサイト「niconico」を運営するドワンゴと経営統合し、新たなビジネスモデルへの挑戦と関心を集めている。
KADKAWAでは、デジタル媒体の拡充、紙媒体との連動が加速度的に進んでいる。「webエース」や「ヤングエースUP」も、そうした動きのひとつと言っていいだろう。国内有数のエンタテイメントコンテンツの保有者であるKADOKAWAだけに、今後もその動きから目が離せない。