東映アニメーション今期2度目の業績上方修正 売上高、利益で過去最高見込む

10月27日、アニメ製作大手の東映アニメーションが、2016年3月期第2四半期、通期の業績予想の修正を発表した。同社の業績予想の修正は7月31日に続き、今期2度目となる。7月31日の修正では第2四半期、通期とも売上高と利益の双方を引き上げたが、今回も上方修正になった。とりわけ利益面での引き上げ幅が大きくなっており、同社の好調ぶりを窺わせる。

まず第2四半期(2015年4月1日~9月30日)の連結売上高は160億円から185億円に、営業利益は30億円から51億円に、経常利益は31億円から53億円に、四半期純利益は19億円から35億円に変更された。
また通期連結売上高は300億円から325億円に、営業利益は42億円から68億円に、経常利益は43億円から70億円に引き上げた。この結果、売上高の見通しは期初当初の270億円から325億円に、営業利益は32億円から51億円に大幅に拡大することになる。売上高、利益とも過去最高となる見込みだ。

東映アニメーションは今回の売上高の修正の理由について、3点挙げている。ひとつは「ドラゴンボール」シリーズのゲームや関連商品が予想を上回る好調であったこと、ふたつめは中国向けの映像配信許諾権が好調であったこと、そして3点目は『ワンピース』のゲームの好調をあげる。アニメから派生するゲーム、そして海外市場が大きな鍵になっていることがわかる。
「ドラゴンボール」シリーズは、2015年3月に公開された『ドラゴンボールZ 復活の「F」』が大ヒットになっている。さらに7月には完全新作の『ドラゴンボール超(スーパー)』のテレビ放送も始まっている。こうした新作展開が、シリーズの人気を牽引していそうだ。