コンテンツ発信で幅広い海外イベントに関心 J-LOP+合同説明会が盛況

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日本コンテンツの海外展開を支援するJ-LOP+「地域経済活性化に資する放送コンテンツ等海外展開支援事業費補助金」が、経済産業省のクールジャパン施策のひとつとして実施されている。日本の映像や書籍などのローカライズ費用、さらに海外イベントなどでの日本コンテンツのプロモーションのの一部助成も行う。
5月28日には、事業の一環として「第1回J-LOP+ 海外イベント合同説明会」が開催された。コンテンツプロモーションとしてJ-LOP+の申請可能な海外イベントをまとめて紹介するものだ。

J-LOP+による海外イベントの合同説明会は、昨年度のJLOPから含めると3回目にあたる。前回2回もいずれも大盛況であったにも関わらず、今回もどのイベントの説明会も多くの参加者で溢れていた。日本コンテンツの発信拠点として、こうした海外イベントに幅広い関心が持たれていることが感じられた。

特に今回は日本カルチャー特化型だけでなく、イタリアのLucca Comic & Gamesや香港ブックフェア、フランクフルト・ブックフェアなどの参加が興味深いものとなった。ヨーロッパ最大級のポップカルチャーイベントであるLucca Comic & Gamesは、近年、急激に日本コンテンツに関心が高まっているにも関わらず、日本から参加者はまだ非常に少ないと説明する。そこには日本のコンテンツに対する新たなニーズを感じさせる。
一方、日本カルチャー特化型のイベントは期間限定のイベント会場だけでなく、ソーシャルメディアによる拡散力の大きさを強調するのが目立った。例えばAFA(アニメフェスティバルアジア)では、Facebookの会員数や広がりを披露した。コンテンツプロモーションも、一過性に終わらないとのアピールである。
今回の各イベントのプレゼン資料の一部は、6月10日よりJ-LOP+の公式サイトでもダウンロードできる。ここで内容を確認するのもいいだろう。

合同説明会会場にも、J-LOPの相談窓口が設けられたが、J-LOP+の事業も順調に進んでいる。2015年5月31日までに申請は220件となり、うち採択件数は175件、交付決定額は17億3577万8000円となっている。J-LOPは約60億円の年度予算となっているが、すでに多くの事業で積極的に活用されている。
J-LOP+の申請方法、説明会などの詳細は、J-LOP+のサイトにて確認できる。申請期間は2016年1月31日(推奨)としているが、補助金予算がなくなり次第終了する。
[数土直志]

J-LOP+
http://plus.j-lop.jp/news/20150512/602