タカラトミー第2Q決算大幅増益 通期業績、配当上方修正

 タカラトミーは11月11日に、平成22年3月期第2四半期の決算を発表した。売上高は前年同期の1.4%減の867億7000万円と微減となったが、営業利益は56億4300万円(同72.3%増)、経常利益は56億700万円(同58.9%増)、四半期純利益は48億7800万円(同85%増)と利益面が大きく伸びた。第2四半期の利益としては、タカラトミーの合併以来過去最高となる。
 これは『メタルファイト ベイブレード』や『トランスフォーマー』などの男児向けの玩具が、国内外向けで伸長したことが貢献した。今回の業績を受けてタカラトミーは同日に、平成22年3月期通期業績予想と配当予想を情報修正した。

 新しい通期連結売上高予想は1730億円から1740億円に、営業利益は71億円から100億円に、経常利益は69億円から100億円に、当期純利益は57億円から85億円にそれぞれ引き上げられる。
 業績見通しの修正についてタカラトミーは、『トランスフォーマー』、『デュエル・マスターズ』、『メタルファイト ベイブレード』の人気を理由としている。さらにコスト削減も業績に貢献する。
 さらに業績見通しの修正を受けて、期末配当予想をこれまでの5円から7円に引き上げた。上半期と合わせて配当は12円となり、昨年の10円より増額される。

 全体の中に占める事業で大きいのは玩具事業で全体の6割以上を占める。売上高は568億2100万円(前年同期比1%減)、営業利益は70億6500万円(同36.5%増)である。
 『トランスフォーマー』、『デュエル・マスターズ』、『ベイブレード』以外では、トミカやクッキング玩具が主力となっている。また、今期はアジア市場の開発に力を入れている。8月に中国で日中合作アニメの『三国演義』のマーチャダイジングビジネスをスタートさせたほか、韓国でも9月から『デュエル・マスターズ』、『ベイブレード』のテレビアニメを放送開始し、市場開拓に力を入れる。

 一方、玩具周辺事業は売上高316億900万円(同4.7%減)、営業利益は1億4200万円である。前期の営業損失から黒字に転じた。玩具流通のトイズユニオンが、人気ゲームソフトの発売に伴って取扱量を増加させた。
 前期までは不振であったカプセル玩具、ぬいぐるみなどのタカラトミーアーツは、強力な事業再構築を進めた結果、営業黒字を計上した。

タカラトミー http://www.takaratomy.co.jp/