ブロッコリー第3四半期 減収減益に 大型アプリ配信中断やタイトル不足響く

コアファン向けのゲームや音楽を展開するブロッコリーは、2015年1月8日に平成27年2月期第3四半期の決算発表を行った。女性向けタイトルの大型タイトルのヒットで過去3年間業績を伸ばしてきた同社だが、今回は売上高、利益とも二桁のマイナスとなった。
売上高は41億9700万円と前年同期比15.8%減、経常利益は9億9500万円(35.6%減)、経常利益9億9600万年(35.5%減)、四半期純利益6億1300万円(56.3%減)である。利益面での落ち込みが厳しかった。ゲーム部門、CD部門、カードゲーム部門のいずれもが期初計画を達成できなかったことが影響した。

ゲーム部門では、2014年6月に配信を開始したスマートフォン向けゲームアプリ『うた☆プリアイランド』が、アクセス過多などを理由に配信を一時中断したことが響いた。これにより当該サービスの期間内の売上が計上できなくなった。
一方ゲームソフトの「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズや、テレビアニメ化もされた『神々の悪戯』は堅調だった。ゲームソフトのバックオーダーが売上げを牽引した。

CD部門も「うたの☆プリンスさまっ♪アイドルソング」新シリーズ4作や「うたの☆プリンスさまっ♪カルテットアイドルソング」が好調だった。しかし、全体としては発売タイトルが不足したことから期初計画を下回った。「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズ以外のタイトルが望まれるところだ。
またカードゲーム部門は、主力のトレーディングカードゲーム「Z/X -Zillions of enemy X-」シリーズに注力した。しかし、他社タイトルとの競合から期初計画の出荷数に至らなかった。
好調だったのはグッズ部門である。コンセプトショップ「SHINING STORE(シャイニングストア)」を期間限定オープンした』『うたの☆プリンスさまっ♪』が好調だった。このほか男性向けコンテンツでもヒット作があった。

ブロッコリーは第3四半期までの業績については、ほぼ計画どおりに推移しているとする。2月末に主力ゲームソフトの発売を予定しており、売上げは第4四半期の構成比が高くなると説明する。
通期で売上高64億円から70億円、当期純利益で10億円から12億円を目指す。