マンガ図書館、博物館をいかに活用すべき大討論 1月25日にシンポジウム

1月25日(日)に、「震災復興・地域振興・公共サービスから考える蓄積された『マンガ知』の使い方」とタイトルしたシンポジウムが、東京・六本木の政策研究大学院大学で開催される。シンポジウムは文化庁のメディア芸術振興の一環で、国内で急増するマンガ関連施設とそこに収蔵されるマンガについて考える。
当日はマンガ研究家の秋田孝宏さんがキーノートスピーチをする。また専門家によるプレゼンテーションや登壇者によるディスカッションもし、様々な角度から課題に迫る。

現在、日本各地マンガ家の記念館やマンガに関わる施設などが続々設立されている。それは都心だけではなく地方にも多く存在し、それぞれの現場から見えてくる可能性や問題について着目した。

そこでの展示や図書館での活用のために集まったマンガの収蔵や、「集まったマンガ」をどう活用するかを語る。第一部では、秋田孝宏さんが「マンガアーカイブをどう社会還元していくか」というテーマでスピーチする。
そして第二部ではまず石ノ森萬画館の指定管理者として、また街づくりまんぼう業務課長である大森盛太郎さんが「マンガを活かしたまちづくりと震災復興においてのやくわり」をテーマに話す予定だ。石ノ森萬画館は宮城県石巻市にあり、東日本大震災の影響を大きく受けた施設である。今回のシンポジウムのタイトルの“震災復興”の部分を語る。
次に同人誌即売会ガタケット代表の坂田文彦さんが「地域に根ざしたマンガ文化の有効活用」について話す。坂田さんは新潟市マンガ・アニメ情報館新潟市マンガの家統括館長でもある。
そして第二部の最後は公共図書司書でヤングアダルトサービス研究会代表の吉田倫子さんである。「公共図書館におけるマンガの現状」について語る。

第三部では第二部までの登壇者とフリーランスライターでアメリカンコミックス研究家である「マンガと社会の間で」についてディスカッションを行う。最後に質疑応答を行い、濃密な4時間の構成となっている。
マンガ・アニメは今や地域の町おこしで大きく注目を集めているとあって、シンポジウムの注目度は高そうだ。

「震災復興・地域振興・公共サービスから考える蓄積された『マンガ知』の使い方」
日時 : 2015年1月25日(日) 13:00~17:00
場所 : 政策研究大学院大学1A教室(東京都港区六本木7丁目22-1)
http://mediag.jp/project/project/manga2014.html
※参加費は無料・申し込みはサイトから