コナミ第2Q減収減益 MGS4反動でゲームソフト半減

 ゲーム・健康事業のコナミは、11月5日に平成22年3月期第2四半期の決算発表を行った。連結売上高は1139億1400万円(前年同期比22.5%減)、営業利益は46億1100万円(同79.8%減)、税引前四半期純利益は40億2900万円(同82.0%減)、そして四半期純利益は22億3200万円(同81.3%減)となった。
 売上高の減少に加えて、利益面での落ち込みが目立った。昨年は全体の業績を支えた「METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS」の発売があり好調だったが、今期はこれに匹敵するタイトルがなかったためである。

 ゲームソフトやアミューズメント、カードゲーム、オンラインゲームから構成されるデジタルエンタテインメント事業は、売上高は514億1900万円(前年同期比44.7%減)と大きく売上を減らした。特にゲームソフトが208億円と前年同期の419億円に較べて半分まで落ち込んだ。
 一方、『遊戯王』シリーズなどが好調なトレーディングカードゲームは、143億円と前年の131億円から逆に増加した。しかし、アミューズメント事業は249億円から75億円、オンラインゲームは、139億円から96億円といずれも減少幅の大きさが目立った。

 こうした中でゲームソフトでは『プロ野球スピリッツ6』、『Jリーグウイニングイレブン2009 クラブチャンピオンシップ』、『実況パワフルプロ野球ポータブル4』などのスポーツタイトルが主力となった。
 また、恋愛をテーマにした新型コミュニケーションゲ-ム「ラブプラス」が大きなヒットになった。さらにiPhone/iPodTouch向けに「パワフルプロ野球TOUCH」の配信を開始するなど、話題の多い期間となった。
 
 健康サービス事業は売上高433億7500万円(前年同期比4.6%減)、営業利益3億円である。ゲーミング&システム事業は、海外での事業拡大が貢献した。売上高は88億9600万円(前年同期比13.3%増)、営業利益22億円と倍増している。
 第2四半期までは落ち込みが目立っているが、コナミは通期の売上高は前年並みの3100億円、営業利益300億円、税引前純利益は285億円、そして四半期純利益を160億円としている。欧米向けの大型タイトルをはじめゲームソフトの発売が下期に集中したためである。こうしたタイトルを中心に、上期の出遅れを取り戻す方針である。

コナミ http://www.konami.co.jp/