「ルパン三世vsコナン」「弱虫ペダル」が好調 セガサミーのアニメーション事業大幅増収

エンタテイメント大手のセガサミーホールディングスは、8月4日に2015年第1四半期の決算を発表した。全体では売上高883億6600万円の2.6%減、営業利益は93億700、万円(42.3%減)、経常利益は100億1100万円(41.3%減)、四半期純利益は55億2000万円(57.4%減)の減収減益だった。特に利益面での落ち込みが目立った。
特に遊技機、アミューズメント機器、アミューズメント施設部門の苦戦が目立った。一方でアニメーション部門は好調だった。

アニメーション部門は、ゲーム、玩具と伴にコンシュマー事業の一角を形成する。トムス・エンタテインメント(TMS)を中核に、マーゼ・プラネットなどから構成されている。
この第1四半期の売上げは30億円、前年同期の18億円から67%の増加である。TMSは定番人気のテレビシリーズや映画などを抱えるが、今期はこれまでにはなかった劇場版『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』の配給収入が大きかった。また、ロングランなシリーズとなっている『弱虫ペダル』も好調だった。今年でアニメ制作50周年を迎えるTMSに幸先のよいスタートとなった。
上期は今後、やはりヒットになった劇場版『名探偵コナン 異次元の狙撃手』の配給収入、そして『弱虫ペダル』の引き続きの好調を見込む。上期は60億円、通期は139億円と前年比のいずれも大幅増を予想する。

このほかコンシュマー事業では、デジタルゲームコンテンツは第1四半期までに102億円(24%増)と好調だった。一方、玩具は9億円(25%減)、パッケージゲームコンテンツ67億円(12%減)と苦戦している。コンシュマー事業全体は売上高211億円(12%増)である。通期では510億円1285億円を予想する。