トムス・エンタテインメント新社長にセガトイズの鈴木義治氏 岡村現社長は、セガ社長へ

セガサミーホールディングスは、2月28日に持株会社及びグループ企業各社の役員人事を発表した。
このひとつとして、グループ内でアニメ製作事業を担うトムス・エンタテインメントの代表取締役も交代することになった。現セガトイズ代表取締役の鈴木義治氏が4月1日付で、新たに代表取締役社長に就任する。

現在、トムス・エンタテインメント代表取締役社長の岡村秀樹氏は取締役副会長に退き、やはり4月1日付でゲーム事業会社のセガの代表取締役社長に就任する。岡村秀樹氏は、2004年の取締役就任よりトムス・エンタテインメントの経営に携わってきた。しかし、もともとセガでの社歴が長くかった。今回は、再びゲーム事業で手腕を発揮することになる。
一方、鈴木義治氏も、サミー、セガなどグループ企業で経歴を重ねてきた。2008年にグループの玩具事業会社セガトイズの取締役になり、2009年に同社の代表取締役社長に就任している。ゲーム、玩具での経験をアニメに結びつけるクロスメディアな事業展開が今後期待される。
また、現セガ代表取締役社長の鶴見尚也氏は、セガサミーホールディングスの代表取締役専務に就任する。セガトイズ代表取締役社長には、現取締役副社長の佐々木章人氏が引き継ぐ。さらにセガトイズ代表取締役専務として、セガサミービジュアル・エンタテインメント(現マーザ・アニメーションプラネット)の代表取締役社長を務めたこともある深澤恒一氏が就任する。

トムス・エンタテインメントのアニメ事業は、1960年代に設立された東京ムービーに源流がある。アニメ制作では、東映アニメーション、サンライズなど並ぶ国内大手である。「ルパン三世」や「アンパンマン」など人気作品を数多く手がけている。
2010年にセガサミーホールディングスの完全子会社になった。アニメ、ゲーム、玩具などとのシナジーを狙ったものだ。