“クールジャパン”の認知度は6割 象徴するのはドラえもん、悟空、ドラクエ

昨今“クールジャパン”という言葉がメディアを賑わせることが増えている。日本独自のコンテンツやカルチャーが国際的に評価されている現象を指すという。果たしてこの言葉、一体どのくらい認知度があるのだろうか。
東京工芸大学とネットエイジアが、「クールジャパンに関する調査」をモバイルリサーチで実施し、その内容を明らかにした。調査は1月17日から22日の6日間、全国の15歳から49歳までの男女を対象に1000名の有効サンプルを集計した結果だ。

調査によれば“クールジャパン”について、「内容までよく知っている」と答えた人は12.6%、「言葉は聞いたことがある」は47.3%だった。これを合計した認知率は6割(59.9%)となった。
東京工芸大学とネットエイジアは、2010年にも同様の調査を行っている。その際は、認知率29.0%にとどまっていた。4年間で認知率が倍増したことになる。この背景について、東京工芸大学とネットエイジアは、前回の調査後に経済産業省の“クール・ジャパン”への取り組みや、官民ファンドのクールジャパン機構が設立がある説明している。

さらにクールジャパンを象徴するキャラクター、ゲーム作品、日本食、日本の技術を聞いたところ、日本で人気のキャラクターやタイトルが多数飛び出した。ドラえもんが(55.6%)、『ドラゴンボール』の孫悟空(38.3%)、トトロ(37.5%)、ピカチュウ(ポケットモンスター)(37.4%)などである。日本で人気のキャラクターが海外でも人気が高いとの実感が広がっているようだ。
ゲーム作品では「ドラゴンクエスト」シリーズ(59.4%)や「スーパーマリオブラザーズ」シリーズ(59.3%)、「ファイナルファンタジー」シリーズ(49.8%)、「ポケットモンスター」シリーズの名前が挙がった。

このほか「日本のクリエイティブ産業を育てるために必要な改革は?」に対しては、「義務教育から発想力を鍛える」5割強、「専門教育機関の設置」4割半、「制作現場の労働環境改善」4割弱などの答えとなった。
「クールジャパン機構の投資先として期待するのは?」に対しては、「日本文化発信拠点を海外に構築」5割、「クリエイター支援」4割半、「クールジャパン関連の教育機関」4割強との結果になった。

東京工芸大学
http://www.t-kougei.ac.jp/