タカラトミー第3Q減収増益も業績下方修正 中国事業が不振

玩具大手のタカラトミーは、2月12日に平成26年3月期第3四半期の決算を発表した。連結売上高が1245億2200万円と前年同期比で12.4%減少したが、利益面では前年を上回った。営業利益は57億2000万円(13.9%増)、経常利益は61億3400万円(23.9%増)、四半期純利益は22億8400万円(70.9%増)である。
しかし、タカラトミーは通期については、当初より厳しい見通しを明らかにした。業績予想の売上、利益を引き下げた。売上高は当初の1560億円から1550億円に変更したほか、営業利益は50億円から28億円に、経常利益は44億円から30億円に、当期純利益は18億円から2億円となる。
タカラトミーは海外販売の不調の理由に挙げている。特に中国で不採算事業や不採算商品販売からの撤退を進める。

タカラトミーは、事業セグメントを3地域別に公表している。このうち日本の売上高が最大で、第3四半期までで売上高が1108億8500万円(21.2%減)、営業利益は82億2300万円(12.7%増)である。売上高の減少は、売上高の大きかった連結子会社のトイズユニオンをハピネットに譲渡しためである。
好調だったのは、ドリームトミカシリーズ、トレーディングカードゲームのデュエル・マスターズ、トランスフォーマーなどである。また、ポケモントレッタもが引き続き堅調だった。

北米・欧州・オセアニアは、日本でも人気の体感型ロボット バトロボーグ、そして新たにグローバルトイライセンス契約を締結したポケモン関連商品が人気となった。売上高は19.5%増の334億420万円と好調だったが、宣伝費などが増加したことから1億600万円の営業損失だった。
アジアは売上高が413億2600万円(84.6%増)だが、これは生産体制の変更に伴うものである。中国事業の再構築、一部撤退により、営業利益は6億9400万円(45.1%減)と落ち込んだ。

タカラトミー
http://www.takaratomy.co.jp/