アニプレックス新社長に植田益朗氏、タツノコプロ新社長に桑原勇蔵氏

1月末から2月にかけて、アニメ関連の有力会社の新社長が相次いで発表された。ひとつは、先頃、日本テレビ放送網の株式買い増しで、同社の子会社となったアニメ企画・制作のタツノコプロである。
1月31日付で、日本テレビ放送網出身の桑原勇蔵氏が代表取締役に就任した。前任のタカラトミー出身の田中修一郎氏を引き継ぐ。専務取締役に野口篤志氏、取締役に渡邉季之氏と原田章宏氏という体制でさらにアニメビジネスの開拓を進める。

また、大手アニメ映像ソフトメーカーのアニプレックスでも新たな社長が誕生する。同社の執行役員常務であった植田益朗氏が、代表権のある執行役員社長に昇格する。また、執行役員常務の越智武氏が執行役員専務に、執行役員の鈴木信隆氏が執行常務にそれぞれ昇格する。
植田益朗氏は、アニメ製作会社のサンライズを振りだしにアニメプロデュースのキャリアを築いてきた。数々のヒット作を世に送り出している。2003年にアニメ製作を強化していた当時のアニプレックスに入社、同社のアニメ制作子会社A-1 Picturesの事業で大きな役割を果たし、現在は代表取締役社長を務めている。

一方、現在、アニプレックスの執行役員社長である夏目公一朗氏は執行役員社長を退任するが、引き続き代表取締役は継続する。夏目公一朗氏と植田益朗氏のふたりが代表権をもつかたちだ。
また、夏目公一朗氏は、ソニー・ミュージックエンタテイメントの役員にあたるコーポレイト・エグゼクティブCOOに新たに就任する。事業担当はビジュアルビジネスグループである。今後は、ソニー・ミュージックエンタテイメント全体の視野からグループの映像事業を統括する。