パリに手塚治虫の生原画 「漫画の神様:手塚展」1月29日、現地でスタート

アニメ映画『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ-終わりなき旅-』が2月8日に公開される。それに先んじて、フランス・パリのルーブル美術館でワールドプレミアが開催される。
そのワールドプレミアと合わせて、パリっ子に 手塚治虫の原画が披露されることになった。1月29日から2月28日まで「漫画の神様:手塚展」を、パリ市内のギャラリー・バルビエ&マトンで開催する。東映と手塚プロダクションの共催で実現した。

世界に広く、マンガの父として知られている手塚治虫だが、その原画がフランスで大規模に紹介されるのは、意外にも今回が初めてになるという。
作品展では数々の代表作が紹介される。『ブッダ』、『鉄腕アトム』、『ブラックジャック』、『ジャングル大帝』、『火の鳥』、『リボンの騎士』、『ボンバ』、『ムウ』、『きりひと讃歌』、『人間昆虫記』といった作品の原画が50点以上展示される。

一般へのオープンを目前に、1月26日には内覧会が開催された。当日は手塚プロダクション代表取締役社長の松谷孝征氏、『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ-終わりなき旅-』で監督の小村敏明氏、エグゼクティブプロデューサーの森下孝三氏が出席した。
松谷氏は「マンガに寛容で手塚治虫の作品を愛する方々が多いパリで、初めて開催できることを嬉しく思っております」と挨拶し、「もしこの場に手塚がまだ生きていたら、すごくはしゃいでいただろうなと思います」と語った。
また小村氏は「ブッダのように中々入りづらい作品でも、ドラマチックなストーリーにフランスの皆さんも共感するんだなと思い、手塚先生の功績を再確認できると思いました」と、自身が監督した映画にも触れていた。
そして森下氏は「日本のアニメーションは手塚治虫、鳥山明、尾田栄一郎などの素晴らしい原作者がキャラクターを作り、我々制作する側が素晴らしい原作をどう映像化するかをどうするかをもっと考えなければと思っています」と、今後の展望も述べた。
[真狩祐志]