日本コンテンツの海外ライセンス売上 半数以上がアニメ関連 ヒューマンメディア調べ

無題コンテンツ分野の市場調査やプロデュースをするヒューマンメディアは、このほど国内外のコンテンツ市場規模の調査を行った。その結果を「日本と世界のメディア×コンテンツ産業データベース」2013年版としてとりまとめ、「クール・ジャパン戦略データベース(海外編)」、「クール・ジャパン戦略データベース(国内編)」と併せて12月に発売した。
調査は国内の分野別市場から、世界主要16ヶ国・地域の市場規模、国内関連市場などが中心になっている。さらに今回は、日本コンテンツの海外売上、日本コンテンツの海外市場を深く調査している。これまでにない集計方法もあり、貴重な情報になっている。

ヒューマンメディアは、この調査結果の一部を公開している。このうち海外における日本コンテンツ市場は、とりわけアニメやマンガ、ゲームビジネスの関係者にとって興味深いものになりそうだ。日本コンテンツの大半が、この3分野から構成されていることが分かるからだ。
例えば、全体で393.4億円は海外向けのライセンス売上高はアニメの存在感が大きい。アニメ製作会社の売上げが約160億円で全体の4割を占める。さらにテレビ番組62.5億円の46.6%がアニメ、映画46億円のうち30億円がアニメで3つの合算で全体の55%となる。映像関連に限れば、8割を超える。さらに出版110億円の大半はマンガが占め、オンラインゲームの6.7億円が加わると、アニメ・マンガ・ゲームの3つで全体の8割以上だ。
また、海外向けの出荷やサービスの売上げは3017.6億円だが、このうち97%、約2930億円がゲームソフトの出荷としている。

こうした数字は、実際の海外での日本コンテンツの市場規模を反映したもののようだ。ヒューマンメディアによれば、海外の日本コンテンツ市場は約8955億円である。うち商品化を含むアニメは2669億円だ。こちらも別に算出するテレビ番組1041.7億円の46.8%をアニメとする。さらに映画766.7億円の2/3以上はアニメ製作会社との重複分である。
こちらも全体の9割をアニメ・マンガ・ゲームが占めることになる。かつアニメはゲームソフトとオンラインゲームの合算を越え、全体で最も大きなシェアを占めることになる。
ヒューマンメディアは、海外の日本コンテンツ市場(海外ユーザー消費額)は、主にアニメ・マンガ・ゲームによって成り立っているとしている。調査の結果は、「日本と世界のメディア×コンテンツ市場データベース」2013年版に詳しく掲載されている。ヒューマンメディアのサイトにて、発売、サンプルデータが公開されている。

ヒューマンメディア
http://www.humanmedia.co.jp