京都精華大学学長にマンガ家・竹宮惠子氏 2014年4月1日就任

竹宮惠子氏
竹宮惠子氏

京都精華大学の次期学長に、マンガ家の竹宮惠子氏が就任する。これは現学長の坪内成晃氏)が2014年3月31日に退職することに伴うものだ。
2013年12月7日に開催した学園理事会で専任教職員による学長選挙が行われ、マンガ学部教授の竹宮氏を選出した。任期は2014年4月1日から4年間となる。

京都精華大学は、絵画・彫刻からデザイン、マンガ、アニメーション、音楽、ファッションまで、カルチャー・表現分野の総合教育を提供する。大学が5学部11学科、大学院が4研究科を持つ。学生数は約4千人である。
ポップカルチャー分野の教育、研究に定評があり、なかでもマンガ研究は国内有数の存在がある。竹宮氏は2008年から4年間、マンガ学部長もつとめている。そうした経験を買われたかたちだが、今後はマンガだけでなく、より広い表現教育に携わる。また、プロのマンガ家からの異色の学長として、その手腕に注目が集まりそうだ。

竹宮恵子氏は、1950年徳島県生まれ。1968年の「週刊マーガレット」への新人コンテスト応募がきっかえでデビューした。代表作には、『風と木の詩』、『ファラオの墓』などがある。24年組と呼ばれる同世代の萩尾望都氏、大島弓子氏、山岸凉子氏らと少女マンガの新しい表現を開拓した。
一方で、「月刊マンガ少年」で連載された『地球へ…』では、少年マンガも手掛けた。本作は劇場アニメ、テレビアニメ化もされており、広く知られている。
京都精華大学では2000年より教壇に立っている。マンガ制作の技術指導だけでなく、いまだ確立されていなかったカリキュラムや教材作成などマンガ教育の体制づくりに尽力した。

京都精華大学
http://www.kyoto-seika.ac.jp/