テレビ東京HD第2Q好調で通期上方修正 アニメ事業も好調、見込み上回る

テレビ東京ホールディングス(テレビ東京HD)の平成26年第2四半期の業績が好調だった。売上高は前年同期並みだったが、利益の伸びが大きく当初業績予想を大きく上回った。
第2四半期までの連結売上高は581億8700万円(4.4%増)、営業利益は23億8700万円(107.3%増)、経常利益は25億9500万円(91.5%増)、四半期純利益は7億2400万円(35.2%減)である。第2四半期までの業績を反映させるために、テレビ東京HDは通期業績予想を売上高で0.8%、営業利益と経常利益をそれぞれ14.4%、13.3%、そして当期純利益を49.6%引き上げた。

利益の伸びについてテレビ東京HDは、テレビ東京のスポット収入が予想を上回ったこと、販管費や一般管理費の節減に努めたこと、BSジャパンが好調だったことを挙げる。
また、通期業績予想の上方修正は、テレビ東京のアニメ事業の業績が予想を超えるためとしている。テレビ東京のアニメ事業は、上期好調だったが、下期も堅調を維持しそうだ。

第2四半期までのテレビ東京のアニメ事業収入は、第2四半期までで35億3000万円、前年同期比で28.9%増と大きく伸びた。これが粗利益の伸びにもつながり、58.4%増の9億1100万円となっている。
作品・キャラクターの商品化が国内で堅調だったのに加えて、『NARUTO』、『遊戯王』などの海外販売も好調に推移している。海外向けのアニメ同日配信のクランチロール、中国向けの⼟⾖での配信も好調だともする。
アニメタイトル別の売上高も明かされており、第2四半期(7〜9⽉)の売上⾼トップは『NARUTO』、『ポケットモンスター』、『遊戯王』が続く。粗利益もトップは『NARUTO』、こちらは『ポケットモンスター』、『BLEACH』が続いている。依然、『NARUTO』の存在感が大きい。

映像事業では『アウトレイジビヨンド』が好調だったものの、『LOVEまさお君が行く!』の映像ソフト、劇場版『ひまわりと子犬の七日間』や『鈴木先生』等が不振で、減収減益となった。売上高5億100万円(31.2%減)、粗利益1400万円(77.0%減)である。
ライツ一般も加えたソフトライツ収入は全体で60億8400万円(17.9%増)、粗利益15億7500万円と増収増益である。アニメ事業の存在感が大きくなっている。

テレビ東京HDでは、アニメ専門チャンネルのエー・ティー・エックスでもアニメ事業を手がけている。同社の売上げは、25億2300万円と前年同期比4.9%の減少だった。加入者数が横ばいだったこと、『メタルファイト ベイブレード』の放送終了でライツ売上が減少したことが影響した。
テレビ東京のアニメ事業とエー・ティー・エックスの売上げを合算すると、およそ60億円になる。これがテレビ東京HDのグループ全体の半期、アニメ事業規模といえる。

テレビ東京ホールディングス
http://www.txhd.co.jp/

■ アニメタイトル別ランキング 第2四半期(7〜9⽉)

[売上⾼]
1. 『NARUTO』
2. 『ポケットモンスター』
3. 『遊戯王』
4. 『たまごっち』
5. 『BLEACH』

[粗利益]
1. 『NARUTO』
2. 『ポケットモンスター』
3. 『BLEACH』
4. 『ベイブレード』
5. 『イナズマイレブン』