JETRO 中国コンテンツ市場レポート改訂版リリース

 日本貿易振興機構(JETRO)は、中国のコンテンツ市場をまとめたレポートの最新版「中国コンテンツ市場調査(6分野)2009年版(2009年10月)」をリリースした。
 JETROによる海外のコンテンツ産業のレポートは、国内の関連企業の輸出支援を目的にまとめられている。各国・地域ごとにレポートされているが、中国はJETROが特に力を入れている地域で、その内容の深さと確かさには定評がある。

 今回のレポートは、昨年リリースされた「中国コンテンツ市場調査(6分野)(2008年3月)」の改訂版となっている。前回と同様に、映画、テレビ、アニメ、マンガ、ゲーム、音楽・映像ソフトの6分野を225ページにわたり明らかにしている。
 レポートとしてはおよそ1年間での改定だが、変化の激しい中国ビジネス、そのなかでも特に流動的なコンテンツ産業ということもあり、新しい情報が貴重になっている。特に、過去1年間に新たに放映、出版された作品のリストや、法規の変化などを盛り込んでいる点が、現場のビジネスに役に立つだろう。

 アニメに関しては、テレビ放映チャンネルの仕組みや主要チャンネルの概要、アニメコンテンツの販売ルート、アニメイベント、アニメ関連法規、テレビ放映が許可された輸入アニメの5つのパートを20数ページにまとめた。2009年時点でのアニメチャンネル、子供チャンネルの広告料金の比較は、特に面白い資料になっている。
 また、マンガについては、単行本出版、雑誌出版、オンライン出版、そして関連法規に分けて紹介している。小学館、講談社、集英社、角川書店の主要出版社の中国における展開状況を解説しているのも興味深い。意外に知られていない、主要マンガ雑誌の特長も貴重な情報だ。

日本貿易振興機構(JETRO) http://www.jetro.go.jp/
中国コンテンツ市場調査(6分野) 2009年版(2009年10月)
http://www.jetro.go.jp/industry/contents/reports/07000133


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