セガサミーHD第2四半期、ゲームも回復で当初予想上回る アニメーション事業は51億円で21%増

苦戦の続いてきた大手エンタテインメント企業セガサミーホールディングスの業績が好転している。11月1日に発表された平成26年3月期の同社の連結売上高は1622億900万円で、前年同期を18.8%上回った。これにより利益も大きく上向いた。営業利益は1239億8000万円(57.1%増)、経常利益は1426億600万円(同95.6%増)、四半期純利益は1134億4800万円(同192.9%増)である。
増収総益となっただけでなく、これは利益面で20%以上当初予想を上回っている。これについてセガサミーHDは、海外でパッケージゲームソフトの販売が予想を超えたこと、広告広告費、営業費用の節減を理由に挙げる。近年のリストラの影響もでていると見られる。

主力のパチンコ・パチスロなどの遊技機事業は好調だった。売上高は713億3800万円(30.5%増)、営業利益は151億7600万円(45.8%増)である。パチスロの「回胴黙示録カイジ3」がヒット作となり2万5000台を販売した。
一方、アミューズメント関連は伸び悩んだ。アミューズメント機器事業は、売上高198億7500万円(0.0%減)、営業損失800万円である。また、アミューズメント施設事業は体験型エンタテインメントパーク・オービィ横浜のオープンという話題はあったが、売上高は219億7100万円(1.2%増)、営業利益は2億7300円(66.8%減)にとどまった。

ゲーム、玩具、アニメから構成されるコンシュマー事業は、売上高は440億9500万円(23.5%増)、営業利益は11億1800万円だった。営業利益は営業損失7億8000万円から黒字転換である。
パッケージゲーム、デジタルコンテンツゲーム、玩具、アニメ、いずれも売上げを二桁以上伸ばしている。パッケージゲームは『Total War: ROME II』が堅調だった。欧米で80万本のヒットになっている。パッケージ販売本数は、国内は期初計画の61万本を下回り40万本だった。しかし、米国130万本、欧州152万本と計画を超え、全体で323万本と前年同期の301万本を上回った。売上高も162億円で13%増である。
デジタルゲームは、『ファンタシースターオンライン2』とスマートフォン向けタイトル『チェインクロニクル』が牽引した。売上高は176億円(35%増)である。
セガサミーは、アトラスなどを抱えるインデックスのゲーム関連事業を11月1日付で引き継いでいる。平成26年3月期下半期は、こちらの事業成果も期待出来そうだ。

アニメーション関連事業は、トムス・エンタテインメントを中心に、マーザ・アニメーションプラネット、テレコム・アニメーションフィルムなどから構成されている。これらの第2四半期までの売上高は51億円だった。期初計画の53億円には及ばなかったが、前年同期比で21%の増加となった。
劇場版第17弾『名探偵コナン 絶海の探偵)』の配給収入や映像配信が好調だったとしている。期中には、マーザ・アニメーションプラネットは制作に参加した『キャプテンハーロック』が劇場公開している。アニメーション部門は、通期では売上高は31%増の137億円を計画している。

セガサミーホールディングス
http://www.segasammy.co.jp/