ディーライツ、9月からロシアで「Scan2Go」放映、玩具展開スタート

アニメ製作・キャラクターライセンスのディーライツは、グローバル市場で人気を集めるテレビアニメ『Scan2Go』のロシア展開を明らかにした。デンマークのラインセンス企業INKと協力することで、この9月よりロシアのTNTブロードキャスティングでテレビ放送を開始した。初回は9月1日で、朝8時半から放映、特に男の子たちにアピールする。
TNTは新興放送局ながら、視聴世帯数は1億世帯以上というロシアでもトップ5に入る大手放送局である。エンタテイメント番組が多く若者の世代に人気が高い。さらにロシア最大の玩具流通のSAKS Igrushkiが『Scan2Go』の関連玩具の扱いを開始し、ロシアでの認知度向上とビジネス拡大を目指す。

『Scan2Go』は、「ベイブレード」などでグローバルなキャラクタービジネスに経験が深い日本のディーライツと中東・ドバイの有力会社NewBoyを中心とした国際共同プロジェクトである。男の子向けのアクションアニメと番組に登場するレーシングカー玩具を同時展開する。データーをスキャンすることでパワーアップするこの玩具が人気を呼んでいる。
ディーライツは本作の全世界で放映権と商品化権のビジネスを一手に引き受けている。日本の企業が深く関わり、日本のアニメスタイルや玩具ビジネスのモデルを用いながら、まず海外でビジネスをスタートしたことが関心を集めた。

『Scan2Go』は、まず2011年に中東、ヨーロッパ、アジアでテレビ放送、商品を開始、好評を博した。2012年秋には、米国の大手ライセンス会社クッキージャー エンタテインメントUSAとパートナーシップを組むことで北米に進出、子供向け専門チャンネル カートゥーンネットワークでも放送をしている。
さらに2013年6月にはインドの大手チャンネルPOGO、7月には英国のKix!と、ビジネス地域を急速に広げている。そしてこの秋、世界でも有数の市場であるロシアに進出することになった。
ディーライツはこれまでにも、「ベイブレード」、「ビーダマン」でアニメ、玩具の海外展開を行ってきた。しかし、いずれもまず日本市場からスタートした作品だ。グローバルな視点をまず持つ『Scan2Go』は、これまでの経験を踏襲しつつも、あらたな道も切り拓いている。海外市場を目指す日本のエンタテインメント企業には、参考にすべき多い事例となるに違いない。

ディーライツ
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