バンダイナムコHD第1Q減収減益も業績予想上方修正 コンテンツ好調、玩具が伸び悩む

エンタテイメント大手バンダイナムコホールディングスの平成26年3月期第1四半期決算は、減収減益と伸び悩んだ。連結売上高は1058億6700万円で前年同期比2.6%減、営業利益は133億4700万円(同17.4%減)、経常利益は144億3800万円(同12.4%減)、四半期純利益は95億800万円(同7%減)である。前同期が好調だったことから、その反動の側面もある。
一方で、ゲーム、映像・音楽、ネットワークなどのコンテンツ事業はほぼ前年並みで好調を維持した。トイホビー事業は売上減、セグメント利益が大きく減少し、きつかった。アミューズメント施設事業も売上げを減少させ、セグメント損失に転じた。

トイホビー事業は、売上高370億3400万円(7.3%減)、セグメント利益は19億1300万円(51.6%減)である。好調だったのは定番キャタクター『獣電戦隊キョウリュウジャー』、『ドキドキ!プリキュア』、また新規コンテンツでは女児向けの『アイカツ!』がヒットしている。
一方で、仮面ライダーが前年同期の61億円から32億円、ワンピースが25億円から15億円と落ち込んだ。また円安により原価が増加したことから、粗利率が低下した。
アミューズメント事業は、売上129億5000万円(6.8%減)、セグメント損失が7億500万円である。既存店売上高が対前年同期比93.4%と苦戦した。

コンテンツ事業は、売上高570億5100万円(前年同期比0.1%増)、セグメント利益は120億9200万円(同2.2%減)と堅調だ。このうち業務用ゲーム機は売上高119億円と23%の減少だったが、家庭用ゲームが158億円(14.5%増)、ネットワークコンテンツと映像・音楽のその他が294億円(6%増)と好調だった。
家庭用ゲームソフトは『ガンダムブレカー』(26万本)、『仮面ライダーバトライドウォー』(20万本)が好調だった国内が194万4000本と販売が大幅増となった。また「太鼓の達人」シリーズや「ドラゴンボール」シリーズなど複数タイトルのリピート販売も好調だった。一方、大型タイトルがなかった北米は150万7000本と前期より2割以上落ち込んだ。
ネットワークコンテンツでは、「ワンピース」や「機動戦士ガンダム」、「アイドルマスター」などの大型タイトルが貢献した。「機動戦士ガンダム」シリーズのオンラインゲームも安定した。
さらにアニメでは引き続き『宇宙戦艦ヤマト2199』がヒット作に挙げられている。実写映画でも北野武監督の『アウトレイジ ビヨンド』が、ヒット作となった。

減収減益となったが、第1四半期の業績は当初予想を上回った。バンダイナムコホールディングスは、第2四半期の売上高予想を当初の2180億円から2280億円、営業利益を180億円から190億円、経常利益を180億円から195億円、四半期純利益を115億円から125億円に引き上げた。
また通期業績予想では、経常利益のみ400億円から405億円に引き上げた。売上高は4800億円、営業利益は400億円、当期純利益は260億円である。

バンダイナムコホールディングス
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