2013年夏「クロスファイトビーダマン」米国展開スタート TV地上波放送や玩具発売

キッズ向けのテレビアニメ、玩具として展開する『クロスファイトビーダマン』が、この夏から米国で大規模なメディアミックスを開始する。8月17日よりテレビアニメシリーズが、米国の地上波ネットワークThe CWの土曜日朝の時間帯で放送をスタートする。また、米国の玩具メーカー ハズブロから関連玩具やアプリがリリースされる。
『クロスファイトビーダマン』は、2011年から1年間にわたりテレビ東京系で放送された。現在は、続編『クロスファイト ビーダマンeS』が放送されるロングランシリーズである。ビー玉にヒントを得た対戦フィギュアと連動している。製作はテレビ東京とディー・ライツ、玩具はタカラトミーが手がけるヒット作だ。このヒットを米国に広げることを目指す

テレビ放映にあたっては、日本で放映された『クロスファイトビーダマン』を『B-DAMAN CROSSFIRE』と英語タイトルをつける。放映枠は人気のキッズ番組が放映される「Vortexx」となる。この枠はキャラクター・ブランドマネジメントの有力企業サバン・ブランド(Saban Brand)が運営している。
玩具で対戦ゲームのフィギュアやアクセサリー、さらに対戦ゲームのためのアリーナがすでに発売されている。テレビと連動することで、こうした玩具販売の拡大を狙う。
さらに『クロスファイトビーダマン』では、デジタル対応にも力をいれる。B-DAMAN BATTLES websiteにて、実際の玩具と同様にネット上でも『クロスファイトビーダマン』楽しめる。これらはビーダマンアプリを通じてフィギュアをスキャン、もしくはカードのナンバーを入力することで可能となる。

『クロスファイトビーダマン』の米国展開にあたっては、海外のライセンスビジネスを担当するサンライツ(SUNRIGHTS INC.)の役割が大きい。サンライツは、作品やキャラクターを管理、ビジネス開発を目的に三菱商事が2013年春にニューヨークに立ち上げた。
三菱商事はすでにアニメ製作やその周辺ビジネスを行うディー・ライツを子会社としている。ディー・ライツはこれまでも、「ベイブレード」シリーズなどでグローバルなビジネス展開で成功をさせてきた。しかし、アジア地域に比べ、欧米地域のビジネスは比較的弱かった。
サンライツはアジアを除くグローバル地域でビジネスをするとしており、これを補完する。ディー・ライツと伴に、グローバルなライセンスビジネスに挑戦することになる。

今回の『クロスファイトビーダマン』は、そのスタートに相応しい大型企画になりそうだ。現在は、日本のアニメが確保するのは極めて難しいとされる地上波テレビでの放送、玩具を手がけるのは世界第2位の玩具メーカーであるハズブロ、キッズ向けのマスマーケットを狙っているのは明らかだ。ここからビッグヒットが飛び出すか注目される。

『クロスファイトビーダマン』
アニメ http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/cf_b-daman/index2.html
玩具 http://www.takaratomy.co.jp/products/b-daman/