セガサミー第1四半期決算 アニメは「ルパン三世」堅調 通期大幅増収見通し

エンタテインメント大手のセガサミーホールディングスは、平成26年3月期を好調な業績でスタートした。8月1日発表された第1四半期決算は、売上高、利益とも前年同期比で大幅な増収増益を実現した。
売上高は907億1500万円(前年同期比29.6%増)、営業利益は161億1900万円(同197.7%増)、経常利益は170億4400万円(263.7%増)、四半期純利益は129億4700万円(408.8%増)となった。遊技機事業が大きく回復したほか、コンシュマー事業も主力のデジタルゲーム分野が好調で増収、黒字化を実現した。

遊技機事業は、売上高は518億9200万円(53.6%増)、営業利益は187億1500万円(138.5%増)だった。「パチスロ 北斗の拳 転生の章」をはじめ、パチンコ、パチスロの双方が販売数量を伸ばした。
しかし、アミューズメント機器事業、アミューズメント施設事業は共に苦戦した。アミューズメント機器事業は売上高が76億2700万円(14.9%減)、営業損失4億3800万円だった。また、アミューズメント施設事業は売上高100億2000万円(0.1%増)、営業損失が9200万円だった。いずれも営業損失に転落している。

一方、コンシュマー事業の売上高は、188億9500万円と前年同期比で25.2%増となっている。営業利益も3900万円だが黒字化している。『ファンタシースターオンライン2』が引き続き好調だったほか、スマートフォン向けアプリ『ぷよぷよ!!クエスト』の好調も業績を支えた。
全体の売上のうち、パッケージゲームが76億円、デジタルゲームが82億円、玩具が12億円、アニメーションが18億円となっている。前年同期で60%以上増加したデジタルゲームが、パッケージゲームを売上げで逆転したのが大きなトピックだ。

アニメーションは、連結子会社のトムス・エンタテインメントとCGアニメ製作のマーザ・アニメーションプラネットが中心となる。アニメーションは堅調で、売上18億円は前年同期比で5.9%増となる。第1四半期は『ルパン三世』の海外販売や映像配信などが堅調に推移したとしている。
上期はこれにシリーズ過去最高の興収となった映画『名探偵コナン絶海の探偵』が加わり、商品化や配信などのライセンス収⼊も堅調に推移するとする。上期の売上げは53億円(前年42億円)、通期は137億円(同105億円)と強気の見通しを立てる。年後半にさらに業績を伸ばす構えだ。

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