タカラトミー 男児玩具のグローバル事業強化

 大手玩具メーカーのタカラトミーは11月1日に組織変更を行い、新たに3つの部署を新設する。「連結戦略局」と「グローバルボーイズ事業準備プロジェクト」、「事業統括本部」である。
 連結戦略局は、連結経営においての構造改革と連結業績目標達成の実現を担う部署となる。現在、国内営業を統括する奥秋四良専務取締役が取締役副社長に昇任し、マーケティング本部、開発本部、国内営業本部担当と共に連結戦略局に就任する。

 事業統括本部は国内を中心とする各事業本部の推進を行う。これまでのトイ事業本部、キャラクター事業本部、新規事業本部、デジタル事業本部、アジア事業本部を統括する組織となる。
 現取締役副社長でマーケティング本部、開発本部担当の佐藤啓太氏が、事業統括本部長となる。佐藤氏は広報室長も兼任する。

 グローバルボーイズ事業準備プロジェクトは、ボーイズ事業のグローバル化強化を目指すものとなる。取締役常務執行役員の眞下修氏が、現任の新規事業本部長と兼任する。
 タカラトミーは今年6月に三菱商事、三菱UFJフィナンシャル・グループと資本提携、事業提携を開始している。この事業提携の際にタカラトミーは、アジア地域を中心に海外事業の拡大を目指すとしていた。今回の準備プロジェクトの発足は、そうした目標の具体化と言える。

 また、今期タカラは「トランスフォーマー」、「メタルファイトベイブレード」、「デュエルマスターズ」など、男児玩具事業が好調となっている。こうした好調を、海外にも広げる狙いがあるだろう。
 タカラトミーと三菱商事、そのグル-プ会社ディーライツは、かつて「ベイブレード」で世界的な成功を収めている。こうした経験も、プロジェクトに活かされるだろう。タカラトミーは、同業他社のバンダイに較べて海外事業が弱くなっている。それだけに今後の事業の拡大余地も大きい。

タカラトミー http://www.takaratomy.co.jp/


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