東京国際アニメフェア2013 来場者10万人目指す 

1月23日、東京国際アニメフェア実行委員会は、新宿の東京都庁にて東京国際アニメフェア2013実行委員会第2回を開催した。3月21日から24日までの4日間、東京ビッグサイトの東1・2・3ホールで行う東京国際アニメフェア2013実施計画、予算執行計画をまとめた。
日本のアニメーションの振興を目指す東京国際アニメフェアは、2002年にスタート。今年で12回目(2011年は開催中止)を迎える。本年も国際見本市の場、企業による作品紹介、人材育成を目的に、企業・団体出展ブース、ステージイベント、東京アニメアワードや功労賞などの顕彰を設ける。期間中は、ビジネスデーで2万5000人、パブリックデー7万5000人の来場者を目指す。

ビジネス向けには例年どおり国際見本市としてビジネス機能を提供し、またビジネスセミナーなども行う。パブリックデーは、企業ブースやステージイベントなどが盛り上げる。2013年ならではの企画は、テレビアニメ50周年の特別企画・展示、また特別展「ガイナックス流 アニメ作法~人の群れがアニメを創る!」だ。
また、2013年には新しい試みも導入する。これまで要望が多かったコスプレでのイベント参加が可能になる。コスプレエリアを設け、さらにコスプレ関連イベントなども予定する。
さらにこれまでビジネス関係者のみとしてきたビジネスデーに、18歳以上の学生が参加できるアカデミックチケットを開始する。学生にもアニメ業界を知ってもらう機会を設けるとの趣旨だという。

3月23日には、東京アニメアワード公募部門・ノミネート部門、功労賞の表彰式・顕彰式を予定する。開催は3月21日、22日がビジネスデー、一般入場が可能なパブリックデーが23日、24日、前売券が大人800円、中高生400円、当日券は大人1000円、中高生500円となる。

2013年も東京国際アニメフェアは、引き続きアニメ産業振興に大きな役割を果たすと見られる。しかし、イベントの運営は必ずしも楽観できない状態だ。23日の実行委員会によれば、アニメフェアの運営執行予算は2億8900万円を予定している。東京都負担金が今回は2億円から1億円に減少することもあり、執行予算は前年比で22%の大幅な減少となる。予算の減少は、運営企画の内容にも影響する。
さらに1月22日現在で、出展企業数は108社290小間となっている。今後さらに増える可能性があるとするものの、現状で大幅減少だった2012年の216社411小間からさらに減少する可能性が高い。とりわけこれまでパブリックデーの盛り上げに大きな役割を果たしてきた、映像・音楽ソフトメーカー、テレビ局などの参加が少ないのが懸念材料だ。減少した分のコストの一部は参加企業が背負う可能性もあり、これも含めて今後の課題となりそうだ。

東京国際アニメフェアは実行委員会(第2回)開催に先立って、東京国際アニメフェア検討委員会を設けて今後の在り方をまとめた。
それによれば、イベントは「アニメ産業の振興と発展」のため業界に必要なイベントであるという。今後もアニメフェアの開催は、3ホール、4日間の日程で継続開催を目指すが、そのためには経済的に自立した運営が出来るよう検討する方向だ。2013年が、今後のアニメフェアを考えるうえで、重要な意味を持つことは間違いないだろう。

東京国際アニメフェア2013
http://www.tokyoanime.jp/ja/