米国Viz 少年ジャンプブランドのDVD発売

米国の大手日本マンガ・アニメの流通企業であるVizメディアは、今年暮れから新たに「少年ジャンプ・ホームビデオ」のブランド名で新しいDVDパッケージシリーズを発売すると発表した。Vizメディアでは、このブランドで「少年ジャンプ」に連載されているマンガのアニメ作品を発売して行く予定である。最初の計画として2005年12月の『ヒカルの碁』と2006年3月の『NARUTO』が発表されている。
北米では月刊で発売されている『少年ジャンプ』は、毎月およそ20万部を販売するなど高い人気を誇っている。今回の決定は、この『少年ジャンプ』の高い人気とDVD販売を連動させた相乗効果を狙ったものであると言えそうだ。

これまでは、少年ジャンプに連載された作品でもビデオグラム(ビデオ・DVD)の製造・販売については、現地の流通会社にライセンスがされることが多かった。今回、Vizが新たなブランドで自らビデオグラムの販売を手掛けることは、同社の米国におけるビジネスの基盤が強固になってきている表れでもある。マンガ分野だけでなくDVD販売においても、Vizは競合企業にとって手強い競争相手になりそうだ。
また、現在、『少年ジャンプ』系の人気アニメ作品である『ドラゴンボール』、『遊戯王』、『幽々白書』などは、米国の流通企業FUNimaionがDVDの販売をしている。今回の決定は、今後のこれらの作品ライセンスの行方にも影響を与えるかもしれない。