韓国のコンテンツショウ DICON2005

韓国のデジタルコンテンツビジネスを代表するビジネスショウのDICON2005(デジタルインターナショナルコンテンツ2005)が11月10日、11日にソウルで開催される。ショウではデジタルコンテンツ全般が扱われ、アニメ、キャラクター、音楽、マンガ、モバイル、インターネットと多岐に亘る。
ビジネスショウは、2005年からしだいに成長しており、昨年の参加者は、2391人で海外からの参加者は254人であった。

今回のこのDICON2005の基調講演の講演者が発表されたが、韓国のコンテンツビジネスの方向性を示す興味深いメンバーになっている。韓国を代表するIT企業SKテレコムや韓国テレコムといった以外講演者の多くが米国のアニメーション、マンガ関連の企業のエグゼクティブであるためだ。
この中には、国際ライセンシング協会、ワーナーブラザース・アニメーション、TOKYOPOP、スタジオBプロダクション、ニッケルオデオン・ヨーロッパ、4キッズエンターテイメントなどが含まれる。とりわけ、これまでの日本のマンガ・アニメ作品に強いとされて来たTOKYOPOPと4キッズが含まれているのは注目に値する。

また、ショウの中では、基調講演以外にも60を超えるビジネスパネルが設けられている。こうしたパネルから見られるのは、韓国のデジタルコンテンツ産業が非常に強い海外志向を持っていることだ。海外ビジネスとのつながりを持ったテーマが、目立つからである。
また、そうした海外ビジネスの方向性が伝統的にビジネス上のつながりが深い日本や米国だけでなく、それ以外の多くの国に向かっており、とりわけ中国に対する関心が高いことが判る。またヨーロッパ市場への関心も予想以上に高くなっている。こうしたトレンドは韓国がジタルコンテンツの分野でのライバルが多い日本や米国といった国だけでなく、むしろそれ以外の国でビジネスを拡大したいとの考えがあるように思われる。

日本に関係のありそうなパネルでは『ローカリゼーションのために日本のビジネスの方法を理解する』、『ハローキティとビジネスの展開』、『NHKから見た韓国のコンテンツ』といったものが見られる。